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【サザンオールスターズ】今、大切なことは勝つことではなく克つこと~東京VICTORY

未来が変わる思考術
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「未来が変わる思考術」chよりお伝えする「メンタルエイド」

様々なジャンルの楽曲や笑いのエンターテインメントなどをご紹介しながら、新型コロナウイルス感染拡大のみならず、現世において様々な事共において抱えこんでしまっている悩みや不安に押し潰されそうなあなたの心と向き合い、癒し、笑顔に変えていくといった「メンタルケア特化型」企画です。

毎回1つのテーマを掲げ、あなたの「いつもいつでも側にいて、心を癒し、穏やかな気持ちで過ごせる」ような楽曲をご紹介していく「BRAND-NEW MUSIC DAYS」

今回、「今、大切なことは勝つことではなく克つこと」をテーマに

あなたの心に届けたい楽曲は

サザンオールスターズの「東京VICTORY」です。

LIVE総再生時間 5:16

この曲は2014年に発表された曲です。


印象的な歌詞の一部をご紹介しますね。

時を駆けるよ Time goes round
変わりゆく My hometown
川の流れのように
ビルの街にも Rising sun
勝利の Final countdown
自分を追い越して
それ行け Get the chance!!

引用元-J-lyrics

今、大切なことは勝つことではなく克つこと

~Now, the important thing is not to win, but to WIN~

現在行われている「東京オリンピック」

日本選手のメダルラッシュに多くの人々が歓喜し、メディアもそのことばかりをエンドレスに報道しています。

特に金メダルを獲得した選手においては、家族指導した監督コーチ、学生時代によく訪れた食堂やレストランの店主などがテレビに駆り出され、当時の様子や秘話などを語るなどを放送し、視聴率を稼ごうと必死になっているようですね…

そんな中、現状からまた感染拡大による緊急事態宣言が発出される地域もあり「オリンピックをこのままやってて良いことはない」と訴える人々がいることも事実です。

まさに今は「分断の世」なのではないでしょうか?

私自身、オリンピック開催については否定的な考えです。今でも。

これまでに何度かのオリンピックの放送を見ては来ましたが、今回においては史上まれにみるくらいの「どうでもいい大会」だというのが率直な意見です。

ここで勘違いしないでもらいたいのは「どうでもいい大会ではあっても、選手やボランティアの皆さんについてはリスペクトをしている」ということ。

開催中の大会の最前線にあって、感染拡大を防ぐために細心の注意を払いながら「自らのポテンシャルを信じて最高のパフォーマンスを行うこと」って、現状においては計り知れないほどのプレッシャーに襲われることだと思うんです。

ただ、選手やボランティアの方々が頑張れば頑張る程「なぜ今、オリンピックをやらなければいけないのか?」が頭をよぎり、今年において如実に表れた「利権優先主義」がすべてを台無しにしていると考えるから、私は否定的な考えになっているんです。

この状況下において金メダルを獲得する選手の心の強さには、本当に頭が下がります。

誰だって「何の不安もなく、多くの人々の声援の中でやりたかった」と思うでしょう。

選手のメンタルケアにも気を遣う中で、一部の選手に誹謗中傷している輩がいるようですが「選手に贈るのはエールだけで十分」であり「イヤごと」を送ってどうする気でしょう?

ここでよく考えてもらいたいのが、現状を支配している思考は「限りなく戦時中に近い」ということです。

言い換えると「戦(いくさ)の考え方でオリンピックを観ている人が多い」ということ。

戦(いくさ)の考え方で観ているオリンピック。

平たくいえば「爺さんが始めて、オヤジが指示して、若者が駆り出される」という考え方で、オリンピックを観ているということです。

確かに順位が付くので「勝ち負け」になると考えるのでしょうが、選手が本当に望んでいるのは「自己ベストの更新」であり、その先にあるのが「メダル」。

先程お伝えした「自分のポテンシャルを信じて最高のパフォーマンスを行うこと」が第1になっていて、それがメダルという形になれば嬉しいということになる訳です。

「絶対金メダルを獲りたい」と語っている選手もいましたが、事の本質は違うと私は考えます。夢や望みは高い方がいいですが、実際のところは「これまでの経験に裏付けられるもの」であり、物事に絶対はないことを考えた場合、その答えは「メディアに言わされている」

それに今、選手たちが自分たちのパフォーマンスを通して伝えたいことは「金メダルを獲ること」や「勝負に勝つこと」ではありません。

最高のパフォーマンスを行うことで勝ち進むことやメダルを獲得することで、苦しい中でも「自分に克つこと」が何より大切なことなんだと伝えたいんだと私は考えます。


日本テレビ・アナウンサーの藤井貴彦さんが、オリンピック開会式前の番組で私たちに伝えたことを覚えていますか?

もう忘れてしまっているのであれば、ここでご紹介しておきます。

2021年7月23日「News every」放送終了直前 ※内容一部抜粋して引用

感染拡大が不安でしょうか
大会前のトラブルに怒りを感じているでしょうか
せっかくやるなら応援しましょうというつもりはありません
ただ、この大会に純粋な想いを、努力を注ぎ込んできた人がいます
その人たちへのリスペクトだけは忘れたくありません

今、大切なのは「勝つこと」にエールを贈るのではなく

「(自分自身に)克つこと」にエールを贈るべきなのではないでしょうか。

まだまだ予断を許さない現状ですが、選手やボランティアの方々、そしてあなたを含めた私たちにおいても、心と身体を大切に。ただただ無事を願うばかりです。

「BRAND-NEW MUSIC DAYS」では、今後も「いつもいつでもあなたの側にいて、こころを癒す」ような楽曲を集め、ご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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