【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
上白石萌歌 さんの ス・マ・イ・ル です。
NHK「Eテレ」アニメ「はなかっぱ」の主題歌として知られ
現在TikTokでも大人気のこの歌。
歌詞の意味を考察し、現世につながるこの歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
ポップなメロディーと爽快感溢れる歌声が心地よく、自然と笑顔になれる歌
NHK教育チャンネル「Eテレ」で、2010年から放送されている人気アニメ「はなかっぱ」の主題歌として2015年3月30日から始まった「第6期」から2019年1月9日に終了した「第9期」まで使用されていた3分32秒の歌。
「はなかっぱ」とは、緑豊かな「やまびこ村」のかっぱ池で暮らす
頭に皿ではなく花が咲く河童のような家族「はなかっぱ一家」やその仲間たちの日常を描いた物語。
楽曲全体としては、ポップなメロディーと爽快感溢れる歌声とが心地よく耳に届いて、聴き込むほどに自然と笑顔になれる楽曲だと筆者は感じます。
はなかっぱの頭の上に咲く花は「とりあえずの花」が初めに咲いていて、成長するにつれて咲く花は様々ですが、その日の体調や気分、はなかっぱに巻き起こる事柄などで咲く花が違ったり、咲いていても萎れたり、全く咲かない時もあるそう…
この部分においては、現世においても通じるものがあり
このことが、この歌が伝えたい本質へとつながっています。
次の章「歌詞考察」で、詳しく見ていきましょう。
歌詞の意味を考察!何気ない1日の様子の中に隠された本質
子どもから大人まで楽しめる歌「ス・マ・イ・ル」
歌詞においてもその楽しさがふんだんに込められています。
印象に残る歌詞、全体を通して見ていきましょう
※歌詞の中に「赤字」で表した部分があります。
後半でその真意をお伝えしますので、よく覚えておいてくださいね。
まずは、1番の歌詞です。
おはようハロー 朝日に向かってごあいさつ
気分はラン♪ラン♪ 鼻歌まじりでスキップ
あぶらかたぶら
笑顔になるおまじない
どんなときだって ほら スマイル
ぱっぱっぱっぱ らっぱかっぱ
大きな花咲かせよう
ぱっぱっぱっぱ はっなかっぱ
話に花を咲かせよう
「どんなときだって」から「話に花を咲かせよう」までの歌詞とメロディーは、TikTokでも頻繁に流れていることもあって、聴いたことがある人も多いでしょう。
新しい一日の始まりに、たくさんの楽しいことがあるようにとの願いが歌詞に込められていますよね。
続いて、2番の歌詞です。
こんにちは おひさま
おつかれさま まだまだ
おひるごはん おかわり
おなかいっぱいであそぼう
けんかしちゃっても いっしょに歌ってみよう
めとめがあったら ほら スマイル
ぱっぱっぱっぱ らっぱかっぱ
大きな声でランララーン
ぱっぱっぱっぱ はなかっぱ
笑顔になれるハレルヤ
毎日訪れる一日は同じように見えても
昨日と今日、明日では全然違うもの…
イヤなことや腹の立つことがあるでしょう。
気まずい雰囲気になることもあるでしょう。
でも、そんな時にはお互い素直な気持ちになりましょうよ。
「ごめんなさい」は、決して勝ち負けの判定基準ではないのだから…
そんなイメージが浮かんできますよね。
最後に、ブリッジ部分の歌詞と3番の歌詞を見ていきましょう。
<ブリッジ部分>
とおくまでとどけ とどけとどけ
そしたらみんな 世界中みんな笑いだす
<3番の歌詞>
こんばんは おほしさま
天の川もキラキラ
まんまるおつきさま ひとりぼっちじゃないよ
10年先も100年先の今日も
かわらないように ほら スマイル
一日が終わり、夜になって
その日あった出来事を思い返しながら
星やお月さまが輝いている夜空を見上げているイメージです。
こうしている自分と同じ空を見上げながら
明日もきっと楽しいことが待っていると願う人がいる…
この想いは、10年先も100年先も、どんな人も抱いているもの。
大切にしなきゃいけないよ。
そう語りかけているかのように輝く星空に微笑みを返し
温かい布団にくるまり、静かな寝息を立てはじめる。
こんな感じになるのではないでしょうか。
歌詞考察は、ここまで。
最後の章では、筆者が赤字で表した歌詞についての真意。
そして、この歌が伝えたい、現世につながる想いの本質をお伝えします。
現世につながる想いの本質「スマイルは地球を救う」の真意
赤字の部分だけを抜粋しました。
これらの言葉の意味することを、現世に置き換えて考えたとき見えてくるもの。
それが、この歌が伝えたい本質。タイトルにもある「スマイルは地球を救う」なのです。
現世において、メディアやSNSを通じて流されてくる情報のほとんどが
悲しいことや腹立たしいことなのではないですか?
他者からのいわれなき誹謗中傷、セクハラ・パワハラ・モラハラなど様々なハラスメント、格差社会の拡大、疲弊する人たちに見向きもせずに好き勝手に国を動かす政治、そして戦争。
笑顔になれる要素など何処にもないように感じてしまうような有様ですよね…
しかしながら、これらのことを生み出している最大の要因は
「事の本質を視ないこと」から始まっているのではないでしょうか。
何事においても上っ面だけで判断して、他人の意見に流され、多数派にばかり依存し、自らの考えを風見鶏のようにコロコロと変えるがあまり、本来の自分の姿とはかけ離れた心に支配されてしまう…
その結果、人に優しくできなくなり、何かにつけてエキセントリックな言動をするようになり、苦しい想いは抱え込んで疲れ果て、苛立ちは不特定多数の「自分よりも弱い立場の人」へ際限なくぶちまけ、気がついた時にはとんでもない光景が目の前に広がっている…
今般の感染症における、ある意味「後遺症」のようなものと一致しませんか?
笑顔を失くし表情も失くした人間が、自らのエゴだけを振りかざした社会が現世であるとすれば、この歌が伝えたい想いのすべてが「赤字で表した歌詞」にあると筆者は考えます。
たくさんの会話を交わし合い、心を通わせ合うことで人は笑顔になれる。
それが世界中の至るところで当たり前のように繰り広げられれば、笑顔という名の大きな花を咲かせることができますし、結果として流さなくてもいい血や涙は無くなり、不安少なく安心できる未来が訪れる…
これが、筆者がこの歌の伝えたい想いの本質とした
スマイルは地球を救う の真意です。
まとめ
今回は、NHKアニメ「はなかっぱ」の主題歌として知られている
上白石萌歌 さんの ス・マ・イ・ル
歌詞の意味を考察し、現世につながるこの歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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