【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
サザンオールスターズ の 恋のブギウギナイト です。
この記事では、恋のブギウギナイトについて
楽曲から感じられるイメージや歌詞の意味を考察し
楽曲に込められた深いメッセージと共に、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
結成50周年が目前に迫る、日本を代表する男女混成5人組ロックバンド「サザンオールスターズ」が、宮藤官九郎脚本、小池栄子主演のCX系ドラマ「新宿野戦病院」の主題歌として書き下ろしたこの曲。
<概要>
新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと佇む「聖まごころ病院」を舞台に、アメリカ国籍を持つ元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と“ワケアリ”な人々が織り成す笑いあり涙ありの人間模様-様々な悩みや問題を抱えながらも強く生きる人たち・仲間・家族を通じて“命”の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテイメント。
昭和歌謡とEDMの融合によって生み出されたノスタルジックでムーディーなサウンド。その中に感じるのは、今を生きる人たちの悲喜こもごもの息遣いであり、目を閉じて浮かぶのは、闘う人たちの汗や涙、そして煌めく夢のカケラ…
聴き込むほどに何とも言えない”哀愁”を感じさせる楽曲だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!とかく今宵は浮世を離れ、本当の自分を見つめましょう
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラからご覧になれます。
歌詞を見るだけでははっきり言って「意味不明」…
非常に難解な歌詞ではありますが、ドラマのタイトルにある「野戦病院」から紐解いていくとなんともスッキリと腑に落ちます! 少し触れておきますね。
「野戦病院」とは、戦場の後方に設けられ、戦場の傷病者を収容し治療をする病院のことなのですが、戦場をドラマの舞台となっている歌舞伎町が表す“現世社会”に置き換えると何かが見えてきませんか?
現代日本の光と闇が交錯する街には
心も身体も傷ついた人たちが癒しを求めて彷徨い
様々な思いを引きずりながら歩いている…
『あの頃は良かった…女にモテたし、カネも心も満たされていた…』
そんなことを独り言のように呟きながら。
どこへ行こうと、何を見ようと、目の前に広がるのは“先の見えない未来”だからこそ大切にしたい「心の拠り所」。これがこの楽曲に込められた深いメッセージを表していて、この「心の拠り所」というのが「(新宿)野戦病院」になると筆者は考えます。
これを踏まえ筆者は、この歌が伝えたい想いの本質を
とかく今宵は浮世を離れ、本当の自分を見つめましょうとしています。
人生は紆余曲折あり、どんなに打ちひしがれても七転び八起きで立ち向かうとしても、そんなに人間の心は強くできてはいないですよね…『自分は鋼の心臓を持っている』と言っていても、さすがに凹むこともあるでしょう。
そんな時、心を優しく包み込んでくれる“誰か”がいたら?
心穏やかに過ごせる“場所”があったら?
そんな想いを、この歌詞は“サザン流”に表しているのではないかと考えたから。
というのが、その理由です。
過ごした日々をリセットすることはできないとしても
一旦立ち止まり、元気をチャージして新しい明日へ進むことはできる
必要に応じて現世から逃れることは卑怯ではない
むしろ必要不可欠なのかもしれない。
逃れることで今の自分の方向性を確認することができるのだから。
そしてそのことが、自分に自信と勇気を与えてくれることだってある。
過去を振り切り、抱えているものを吹き飛ばせば
それが光を放ち、今まで闇に覆い隠されていた“本当の自分”を取り戻せる。
きっと。
これが「とかく今宵は浮世を離れ、本当の自分を見つめましょう」の真意です。
まとめ
今回は サザンオールスターズ の 恋のブギウギナイト について
楽曲から感じられるイメージや歌詞の意味を考察し
楽曲に込められた深いメッセージと共に、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
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