【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
米津玄師 さんの Azalea です。
日本の男性シンガーソングライター、音楽プロデューサーの「米津玄師」さんが、有村架純さん・坂口健太郎さん主演のNETFLIX独占配信ドラマ「さよならのつづき」の主題歌として書き下ろしたこの曲。
音源を聴いただけで伝わって来る「命の儚さ」や「めぐり逢いの奇跡」といったイメージに心が揺れ動き、聴き込むほどに自然と涙が溢れて止まらなくなっていく…そんな楽曲ではないでしょうか。
今回は、そんな「Azalea」という楽曲について
楽曲タイトルや印象的な歌詞の意味を筆者独自の視点で徹底考察!
その中で筆者が感じたこの歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲タイトル「Azalea」が意味するもの
この章では、楽曲タイトルが「なぜAzaleaなのか?」について考察していきます。
筆者が考える理由は2つです。一緒に見て行きましょう。
理由①:「挿し木」が「移植」を投影させるものだから
楽曲タイトル「Azalea」とは、日本名では「ツツジ」のことです。
1つの茎から枝葉を横に拡げ、多くの花を咲かせるのが特徴ですが、花が咲き終わった後に伸びた枝を「挿し穂(挿し木)」として使うことで、新たな花を増やしていくことができるのも特徴の1つです。
この「挿し木」という部分が「(心臓)移植」を投影させるものと考えられるため「Azalea」としているというのが1つ目の理由になります。
理由②:花言葉
もう1つの理由は「花言葉」です。
「恋の喜び」、「満ち足りた心」、「あなたに愛されて幸せ」などといったものがありますが、どれが最もふさわしいものなのか? 興味が湧きますよね。
先程お伝えした理由①の「挿し木」とリンクし、本編の内容などを踏まえて考えると、意味合いとして最も合致するのは「あなたに愛されて幸せ」になるのではないかと考えられ、その想いを込めて「Azalea」としているというのが2つ目の理由です。
これらを踏まえ、筆者独自の視点からの歌詞考察へと進みます。
どうぞそのまま続きをご覧ください。
歌詞の意味を考察!愛の中に在る「心」に永遠のぬくもりを…
では、歌詞考察に入りましょう!
印象的な歌詞を中心に考察を進めていきますので
皆さんもその心積もりで読み進めていってください!
やるせない夜を壊して
感じたい君のマチエール
「Azalea」 米津玄師
「マチエール」とはフランス語で「材質」を意味し、歌詞上の展開などからこの部分が「心臓」を表していると推測されますが、さらに発展させると「想い」へとつながって行くと筆者は考えます。
君ならどう思うのか?
君ならどう感じるのか?
君なら… 君だったら…
そんな想いが胸を締めつけ、やるせない夜を過ごす日々が
この部分に描かれているのではないでしょうか。
せーので黙って何もしないで居てみない?
今 時が止まって見えるくらい
君がどこか変わってしまっても
ずっと私は君が好きだった
「ストップモーション」を想起させる歌詞。
『あの時のままで居られたとしたら…』そんな想いが感じられますよね。
時間の流れが、移ろい行く季節が2人を変えたとしても
私は目の前にいる君をずっと好きでいられた。
こんな感じになるでしょう。
泡を切らしたソーダみたいに
着古したシャツみたいに
いちごが落ちたケーキみたいに
捨てられない写真みたいに
そこにいてもいなくても
君が君じゃなくても
私は君が好きだった
「Azalea」 米津玄師
泡を切らしたソーダみたいに
着古したシャツみたいに
いちごが落ちたケーキみたいに
「時間経過」と「不完全さ」を想起させる歌詞。
意味合い的には、こんな感じになるでしょう。
泡のように儚く消えてしまった君…
その現実を受け容れられず、心はボロボロになった。
何よりもかけがえのない存在だった君は、もういない…
捨てられない写真みたいに
そこにいてもいなくても
君が君じゃなくても
私は君が好きだった
捨てられない写真という言葉に、大切な宝物という意味合いを感じますが一方で、私が愛した君は「目に見える存在」だけではなかったということに気づく様子が窺える部分です。
凍えるような寂しさの中で、微かに感じる「ぬくもり」
それは、忘れようとしても忘れることができなかった
君との幸せな日々、そして笑顔…
そうか… そうだったのか…
君がくれたものは単なる思い出だけではなくて、胸に抱かれた時に聴こえる「鼓動」や、そよ風が運ぶ「柔らかな囁き」、新緑のような爽やかさ、優しさとぬくもりもあった。
君がいない。そのことにばかり悲しんでいたけれど
決してそうではない。私は独りじゃない。
目に見えない、形にならないものになっても
なお君はずっと側で今も私を見守ってくれていると知ったから…
こんな感じになるのではないでしょうか。
筆者がここまでにお伝えした
優しさとぬくもりに満ちた目に見えない、形で表せられないもの。
それを私たちは「愛」と呼ぶのではないでしょうか?
そして、この「愛」という言葉の中にこそ
この歌が伝えたい想いの本質があると筆者は考えます。
いよいよ考察は佳境に差し掛かってきました!
筆者が感じた、この歌が伝えたい想いの本質
愛の中に在る「心」に永遠のぬくもりを…の真意を
「愛という言葉」という表題でお伝えしたいと考えます。
愛という言葉
愛という言葉の真ん中に在る「心」。奇しくも人間の身体の中枢を担っているものが「心臓」だとすれば、愛の中に在る心が示すものは「まごころ」だと考えられ、これが、この歌が伝えたい想いの本質につながって行くと筆者は考えます。
たとえ身体は亡骸となれど、心臓は新たな身体へと受け継がれ
優しさとぬくもりに包まれながら、命をつないでいく。
愛する誰かを悲しませないために
愛する誰かの笑顔を護るために
その想いは、永遠に続いていく…
私は君が好きだった
ここに登場する“君”とはきっと、愛の中に在る「心」を表し
君がくれた優しさとぬくもりに包まれた「まごころ」を胸に
今を生きようとする決意を表しているのではないかと筆者は考えます。
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
愛の中に在る「心」に永遠のぬくもりを…の真意です。
まとめ
今回は 米津玄師 さんの Azalea について
楽曲タイトルや印象的な歌詞の意味を筆者独自の視点で徹底考察!
その中で筆者が感じたこの歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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