【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
SEKAI NO OWARI の サラバ です。
歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
心に寄り添いながら「笑顔になれる明日はきっと来る!」そう思わせてくれる優しい応援歌
引用元-ナタリー
2007年、これまでに自らが経験した絶望の中で、残された音楽と仲間と共に「明るい未来に向けての始まりにしよう」という思いの下で結成された日本の男女混成4人組バンド「SEKAI NO OWARI」が、柴なつみ原作・橋本夏脚本・波留主演・高杉真宙共演のCX系ドラマ「わたしのお嫁くん」の主題歌として発表したこの曲。
引用元-(C)フジテレビ/Amazon
ドラマの概要・あらすじはコチラ。
会社でテキパキと仕事をこなすOL “はやみん”こと速水穂香(波留)は 「家事ができない」という致命的な弱点が…。 そんなある日、ひょんなことから 後輩男子・山本知博(高杉真宙)に 汚部屋で暮らしていることがバレて以来、 彼に掃除や料理をしてもらう日々を送っていた。 彼と過ごす生活の居心地のよさから 思わず「一緒に住まない?」と誘ってしまった速水は……。 「家事ができない」という秘密を抱えた先輩OLと 家事が圧倒的に得意な後輩男子との人間模様を描く社会派コメディ。
楽曲タイトルのイメージとは180°違う軽快なポップチューン。一所懸命頑張ってはいるけれどなかなか思うように行かず、笑顔さえ出て来ない程心と身体が疲れ切った人たちの心に寄り添いながら「笑顔になれる明日はきっと来る!」そう思わせてくれる優しい応援歌だと筆者は感じました。
歌詞の意味を考察!サラバとは新たな明日へのラブコール
さて、歌詞考察に入ります。
優しさに満ち溢れ、力と勇気が湧いてくる歌詞…
早速1番から一緒に見ていきましょう。
失ったものばかり値がついた
いつだって時の中で変わった
何でだってこんな! 寄ってたかってそんな!
でも何度だって悩まされるもんで
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
怪物だとか 夜の魔人とか
そんなの出てこないのに戦ってる
間に合わなくなって 全速力で駆けて
ため息ついてたけど
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
AメロとBメロの歌詞では、この世の不条理に打ちひしがれ、悩み苦しんでいる様子が窺えます。
怪物や夜の魔人とは、自分独りではどうにもできない不安や問題を表し、なんとかその場を凌いではいるけれど、結局のところ何を解決していないことへの「ため息」がこぼれ落ちてしまっている…
こんな感じになるでしょう。
そんな気持ちを分かち合える人の存在によって「自分のペースで進めばいいのだ」と気づかせてもらい、今日よりもきっと素晴らしい明日が来る予感に心を躍らせる様子がサビの部分に表されていると筆者は考えます。
サラバ 普通が苦痛だった日々
手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて
失敗しながら一緒に歩いてる
サラバ 変わりゆく街並みを抜け
歩いてこう 遠回りで帰ろう
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
この部分は大サビでも登場します。
筆者がこの歌が現世に伝えたい想いの本質とした、サラバとは新たな明日へのラブコールの真意と共にお伝えしますので、ここではこれくらいにしておきたいと考えます。
引き続き、2番以降の歌詞を一緒に見ていきましょう。
散らばった星と腑抜けたビール
いつだって変わった常識のルール
酔っ払って言った 調子乗って言った
言葉の責任だけは残る
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
目には見えない 呪いの類とか
そんなの気づいてから戦ってる
間に合わなくたって 自分で選んだ道を
進んでいきたいから
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
2番のAメロとBメロの歌詞では、時代の流れに翻弄されながらも自分を信じて進み続けることを決意した様子が窺えます。
散らばった星とは、誰もが抱いている夢や願い。腑抜けたビールとは、時間が経ちすぎた味気ないものであると考えられるとした場合、散らばった星と腑抜けたビールには、夢や願いについてビールの味すらも分からなくなる程に長々と語り合う人たちの姿が投影されます。
目には見えない呪いの類とは、前のフレーズにある「言葉の責任だけは残る」という部分を見れば、素面では決して言わないことなのにお酒の勢いで発してしまった「愚痴」などの言葉尻を捉まえられる様を表しているのではないでしょうか。
今、目の前に広がる社会の中で
夢や願いを熱く語ろうとも最後に出るのは「愚痴」ばかり…
それを肴に蔑んだりする人もいるけれど
考えてみればそれが「本音」なのかもしれない。
だから「違うんだよ。誤解しないで」なんて取り繕わなくてもいい。
周りを気にせず、あるがままに自分のペースを保てばいいのだ。
こんな感じになるでしょう。
さぁ!2番のサビへと向かいます。
サラバ 「疲れた」って溢した日々
手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて
厄介なものだって一緒に立ち向かう
サラバ 変わりゆく街並みを抜け
歩いてこう 遠回りで帰ろう
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
自分を抑えてまで周りに合わせようとすることに「疲れた」…
そんな言葉さえも押し殺していた日々に「サラバ」と言おう。
もう、これからは何も恐れなどしない。
喜怒哀楽を共にする唯一無二の人が今、私の側に居るのだから。
どんな時も一緒に手を取り合って立ち向かっていく。
そんな強い気持ちを抱かせてくれた人の「過去」にも「サラバ」というために…
後半の考察は、ブリッジ部分にも表されています。
両手一杯の花束みたいに
幸せだって受け取っていいと
恐れることは何もないんだと
ふと思っていた 君の隣で
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
では、大サビの部分に向かいましょう!
サラバ 普通が苦痛だった日々
手を振ってみれば ほら今はもう
私の隣には君がいて
失敗しながら一緒に歩いてる
サラバ 変わりゆく街並みを抜け
歩いてこう 遠回りで帰ろう
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sekai-no-owari/saraba/
サラバとは、その後の歌詞にある「普通が苦痛だった日々」を受けて考えると「人それぞれがこれまでに過ごしてきた辛く苦しい日々との決別」を意味しているのではないでしょうか。
何が普通だったのか? ヘンな同調圧力に流され続けることだと考えると意味が通じます。
これから先の未来においても、様々な困難が待っているだろう。
失敗もするだろう。悲しみや苦しみに苛まれるかもしれない。
でも、そんな時にはお互いの想いを分かち合い、分け合いながら支え合おう。
お互いに笑顔で夢を語り合い、想いを確かめ合って進む!
だから、悲しみや苦しみに暮れた今日までの日々にサラバ…
そして、そのサラバは新たな明日へのラブコールとして
2人の心の中に抱き続け、一緒に生きよう!
これが、筆者がこの歌が現世に伝えたい想いの本質とした
サラバとは新たな明日へのラブコールの真意です。
まとめ
今回は SEKAI NO OWARI の サラバ について
歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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