【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
桑田佳祐 さんの なぎさホテル です。
歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質を
あなたに届けます。
淡い恋の想い出が詰まった宝箱を開けると聴こえてくるような癒しのメロディ
2022年11月23日に発表された
桑田佳祐さんの2枚組ベストアルバム
「いつも何処かで」のDISC・2のラストを飾るこの曲。
さざ波の音から始まるイントロは遠い夏の日の想い出を、ゆっくりと優しく奏でられるメロディラインは過ぎ去った時間の穏やかな時間の流れを想起させます。
この楽曲を聴いた筆者がイメージしたのは「オルゴール」であり、淡い恋の想い出が詰まった宝箱を開けると聴こえてくるような癒しのメロディに感じました。
歌詞の意味を考察!あまく切ない恋よ永遠に…
さて、歌詞考察に入ります。
恋人たちの想い出の中にそっと佇む「なぎさホテル」といった感じがする歌詞…
早速一緒に見ていきましょう。
逢えなくなっちゃうと これほど寂しいって
生まれて初めて 知った恋心
さよならSummer Days 思い出辿れば
人影途絶えた 水のないプールへ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
Aメロの歌詞。
逢えなくなって寂しい思いは
当時大好きだった人の他に現存していない「なぎさホテル」にもつながっています。
※「なぎさホテルの今」については、コチラのリンクをご覧ください。
この部分から、この歌は大好きな人への想いと二人が過ごした日々をそっと見守っていたなぎさホテルへの「恋心」を綴っていると筆者は考えます。
そのことを踏まえながら、引き続き考察をご覧ください。
大好きな人と過ごした夏の日。
今は遠い想い出となってしまったけれど
巡りくる夏の日差しが自分の想いをあの頃へと帰らせる…
当時、時間を忘れて語り合ったプールサイドには人影はなく
プールの中にも水は入っていない…
現実はそうだけれど、目を閉じれば見える。聴こえてくる。
大好きな人の屈託のない笑顔と笑い声が…
こんな感じになります。
引き続きBメロ部分の歌詞を見ていきます。
逢うたびに 虜になったのは
揺れる眼差し
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
揺れる眼差しとは、もちろん大好きな人の潤んだ瞳ではありますが
もう1つ挙げるとすれば、キラキラ輝く水面だと筆者は考えます。
その2つが鮮明に記憶から蘇り、切ないながらも心が温まっていく感情が見て取れますよね。
そして、サビの部分へと向かっていきます。
愛の言葉 熱い涙
太陽に抱かれ
君の温もりでいっぱいだよ
波音が消えたホリデイ
夢から覚めて 君はいない
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
愛を確かめ合い、その愛の深さに感動して溢れ出る涙。
優しさとぬくもりに抱かれて幸せを実感した日々。
「君の温もりでいっぱいだよ。ありがとう」
こんな想いになれたことに感謝しかない…
でも、今はもう帰らない。あの頃には戻れない…
こんな感じになるでしょう。
2番の歌詞では、「なぎさホテル」での想い出の日々を回帰しながら
戻らぬ「恋」であっても待ちわびていたいといった心情が窺えます。
一緒に見ていきましょう。
『なぎさホテル』で ふたりは貝になった
過去への旅から 僕は戻れない
夜が明けたら 車に飛び乗って
明日への坂道 駆け上がる朝だよ
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
想い出の場所で新たな旅立ちを告げられた日。
言葉にならない想いの中でこれまでの日々を噛みしめている。
大好きな人の決して後ろ向きではない前向きな姿に
寂しさを隠し夢と可能性を信じてそっと背中を押す僕。
「あなたの幸せが、私の幸せ」 そう自分に言い聞かせながら…
こんな感じになるでしょう。
海鳴りが ハートに絡みつく
魔性の囁き
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
視界が開けた向こうから聴こえてくるのは
光輝く希望のファンファーレか
嵐吹く絶望の轟きか
期待と不安が交差する感情の中、僕は心から愛した人の言葉を信じる…
こんな感情が見て取れます。
そして、サビの部分へと向かっていきます。
いつの日にか この地球が
終わるとしても
あの日の海辺で 待ってるよ
沖合いの白いヨットが
ひとりで今日も風に揺れる
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
前半の3行は「大好きな人へ贈った言葉」であり、後半の2行に描かれているのは、これからの二人の関係性とその様子を海辺で見守る「なぎさホテルの姿」だと考えた時、サビの始めに登場する「地球」とは「なぎさホテル」のことだと筆者は考えます。
引用元-YouTube
季節が移ろい行き、時代が変わってしまっても
あなたがくれた言葉や優しさ、ぬくもりを忘れない。
だから不安になどならなくていい。悲しまなくていい。
どんな時も、私の想いはあなたの側にあるから。
そして、どんなことがあっても「なぎさホテル」は二人の心の中に在るのだから…
こんな感じではないでしょうか?
いよいよ楽曲は大サビへと向かいます。
愛の言葉 熱い涙
心に染みて
君の微笑みで 気絶した
思い出に変わるホリデイ
ふたりの夏は今も続く
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/keisuke-kuwata/nagisa-hotel/
想い出はいつしか「思い出」となるだろうけれど
この場所が私の恋の原点。
二人で過ごしたあの夏のあまく切ない恋の日々は
色褪せることなく永遠に胸に記憶に残るだろう。
これが、この歌が伝えたい想いの本質
あまく切ない恋よ永遠に… の真意です。
まとめ
今回は 桑田佳祐 さんの なぎさホテル
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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