愛する人との想いをつなぐ
聖なる夜へのスペシャル☆レールロード!
しょうらくサンタのクリスマス☆トレイン∠(^-^)
番組MC「しょうらくサンタ」です!
いよいよクリスマスイヴが目の前に迫ってきましたね(^-^)
未だコロナ禍ではあるものの今年は行動制限などがないようなので
思い思いの場所でクリスマスイヴを過ごすカップルも多いのではないでしょうか?
リスナーの女の子が「今年は初めてできた彼氏と一緒にクリスマスを過ごします」と笑顔で話していたのを聴くと、私の方まで幸せな気持ちになりました(^-^)
2022年の聖夜を、溢れる愛と笑顔で迎えましょう!(^O^)/
ノンフィクションブログドラマ:心に響く愛唄<前編>
さて、8日目となる今回のクリスマス☆トレインと
明日のクリスマス☆トレインは、2日間に亘って
ノンフィクションブログドラマ「心に響く愛唄」をお送りします。
愛する人との想いをつないだ2人の8年越しのラブストーリー…
今回は【前編】です。
各章ごとにBGMとなる楽曲の動画を貼り付けておきますので
それを聴きながらご覧ください。
それではどうぞご一緒に(^-^)
心に響く愛唄
第一章:とどかぬ想い
私には同い年の早紀という彼女がいます。
彼女との出会いは、同じ大学のサークルでした。
当時の彼女は、何をやるにも何処となく「冷めた」感じで人当たりも悪く
サークルのメンバーからも距離を置かれる存在でした。
以前から、こういうことを放っておけない性分の私。
活動中も何度か彼女に声をかけますが…
正 司:「田畑。ちょっとこっちへ来て、手伝ってくれないか?」
早 紀:「……」
彼女はいつも無言で場所を移動してしまう…
サークルの友人に彼女の連絡先を聞き
その夜、彼女に電話をしてみました。
早 紀:「はい、もしもし田畑です」
正 司:「もしもし、植村ですけど」
早 紀:「‥‥‥こんばんは」
正 司:「こんばんは。今、電話いいかなぁ」
早 紀:「はい…別に…」
正 司:「サークルでの君のことが、ちょっと気になったのでね」
早 紀:「ふ~ん…」
電話口の彼女も、普段と全く同じで
私の話を聞いているのかいないのか…
たまに返ってくる言葉は「ふ~ん」か「別に」のどちらか。
電話を切った後、何とも言えない虚しさを感じながらも、
『なんとかしなければ…』
そう、想いを新たにしていました。
そして私の心の中に
彼女に対しての「別の想い」が芽生え始めていました…
第二章:ひかりの橋
それから数週間が過ぎました。
相変わらず彼女は「人当たりが悪い」ままであり
メンバーも関わろうとはしない…
私についてもメンバーから
「何であんな奴に関わるんだ!お前、どうかしてるぞ!」
と言われることが多くなっていました。
それでも私は「何とかして彼女の心を開かせたい」と
毎晩彼女へ電話をし、話をし続けたのです。
『彼女へ少しでも私の想いを伝えたい』 ただ、それだけのために…
そんなある日の夜。
いつものように私は、彼女へ電話をかけました。
早 紀:「はい、もしもし田畑です」
正 司:「もしもし、植村だけど」
早 紀:「‥‥‥こんばんは」
正 司:「こんばんは。今、電話いいかなぁ」
早 紀:「別に…」
正 司:「初めて電話をかけた日から全然変わっていないので、心配でね…何かメンバーとの間に蟠りみたいなものがあるんじゃないかと思って、メンバーにもいろいろ聞いてはみたんだけど」
早 紀:「ふ~ん…」
正 司:「自分の中でも、何か心当たりはないかなぁ」
早 紀:「別に…」
正 司:「そうか…でも心配は要らないからね。私がみんなに話して、君が少しづつでもみんなの輪に溶け込んで行けるように精一杯サポートするから」
すると、今まで「ふ~ん」か「別に」しか言わなかった彼女が突然
今まで聞いたことのないような大声で、私にこう言いました。
早 紀:「もうほっといて!私のことなんか。そんなことしてもらわなくてもいいから!」
私は驚きましたが、それでも彼女のことを放っておけないという強い想いから、彼女にこう伝えました。
正 司:「わかった。でもこれだけは伝えたい。君が私のことをどう思ってくれようが構わない。でも、私が勝手に君のことを心から好きでいることだけは許してほしい」
彼女は無言で電話を切りました…
それは同じサークルの仲間としてではなく
1人の女性として彼女のことを想っている自分に気づいた瞬間でもありました。
「心に響く愛唄」
続きは、後編で…
クリスマスソング☆リクエスト:今回は、コチラ!
しょうらくサンタのクリスマス☆トレイン
8日目はこの辺で。
皆さんには、T県にお住いのラジオネームOさん
20代女性の方からいただいたクリスマスソングリクエスト。
中山美穂 さんの 遠い街のどこかで を聴きながらお別れです。
クリスマス☆トレインは、また明日!
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