【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
JUJU さんの 一線 です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
ジレンマという心情を巧みに描いたしなやかでミステリアスな楽曲
12歳でジャズシンガーを志し、18歳で単身渡米。ジャズ以外にもR&Bやソウルミュージックなどのサウンドを吸収しながら独自の音楽性を極め、2004年、28歳でメジャーデビューを果たし、今年で20周年を迎えた日本の女性シンガーソングライターJUJUさんが発表したこの曲。
楽曲は、反町隆史主演のテレビ朝日系ドラマ「グレイトギフト」と主題歌として書き下ろされたもので、ドラマの内容と共に注目を集めています。
<あらすじ>
明鏡医科大学付属病院の病理医・藤巻達臣(反町隆史)は 検査入院していて急死した元総理大臣・愛宕克己の病理解剖を行った。 右頸部に黒いシミのようなものがあり、気になって組織を採取し顕微鏡で観察。 それは今まで見たことがない“殺人球菌”だった… そして死亡から12時間、組織採取からわずか1時間後に球菌は完全消滅。 死因は「急性心不全」としか診断できず。 混乱の中、定例教授会の席で今度は理事長が“殺人球菌”の餌食となり… 熾烈な権力争いや金儲けに利用される 「ギフト」という名の殺人球菌をめぐる陰謀の渦に巻き込まれ 引き返せなくなっていく藤巻の運命は!
音源から筆者が感じたのは「ジレンマ」でした。
しなやかさの中にミステリアス、場面によってはスリリングさをも絡ませるメロディーラインは主人公が抱える心情を投影させるものであり、聴き込むほどにその世界観に引き込まれていく…
そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!心が試される正義と不義
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「一線」
この言葉を聞いてまず頭に浮かぶフレーズは”一線を画す”ではないでしょうか。
「はっきりと区切りをつける」、「区別する」、「けじめ」などの意味がある「一線」。その境界となるものが、歌詞の中で示されています。
ベルベットの夜の果て
声をひそめて
煌めいては落ちてゆく
その先には
どんな色の絶望が待っててもいいの
ただ 隣にいられたら
私の真実は
JUJU「一線」
ベルベットの夜という言葉。
これがその「境界」を示すものであり
この歌が伝えたい想いの本質につながるキーワードになります。
相手のことを思うがあまり、自分の本音を押し殺し続けた結果、真実は闇深くに追いやられ、欲にまみれた輩たちの手によって「無き物」とされてしまう。これが「ベルベット」という言葉によって表されていると筆者は考えます。
- 不義を目の当たりにしながらも、正義を貫くことができない心の弱さ
- 自らが招いた絶望への後悔
- 真実を詳らかにし、闇を打ち破ろうと決意する勇気
そういったものが集約された「夜」という時間。目の前で起こっている事共の本質と向き合いながら、仲間と共に邪悪な闇に敢然と立ち向かう。その勇気が、あなたにはあるのか?
この歌詞は、そう語りかけているように感じ、筆者はこの歌が伝えたい想いの本質を
心が試される正義と不義としているのです。
まとめ
今回は JUJU さんの 一線 について
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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