【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
桑田佳祐&松任谷由実 さんが歌う
Kissin‘ Christmas(クリスマスだからじゃない) です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
聴けば聴くほど優しさとぬくもりに包まれるアメージングな楽曲
引用元-ナタリー
世代を超えて常に音楽シーンを牽引し続ける桑田佳祐さんと松任谷由実さん。
日本が世界に誇る2組のスーパーアーティストが『聖なる夜、すべての人の心へLOVE&PEACEを』とのコンセプトで、楽曲の世界観をそのままにアイデアを駆使して楽曲をリメイク!2023年のクリスマスに贈る夢のコラボナンバーがこの曲。
正式タイトル:Kissin‘ Christmas(クリスマスだからじゃない)2023
引用元-amebaブログ
原曲は1986年、日本テレビ系で放送されたクリスマス特別番組「Merry X’ mas SHOW」のテーマソングとして使用され、作詞/松任谷由実、作曲/桑田佳祐、編曲/KUWATA BANDのメンバーによって製作されたものです。
引用元-Pinterest
これまで過ごしてきた日々の中にある悲喜こもごもの想い出のすべてにあなたがいるといったラブメッセージが人々の胸を熱くし、聴き込むほどに優しさとぬくもりに包まれるアメージングな楽曲… 筆者はそんな風に感じました。
※ブリッジ辺りで二人の人気曲(ルージュの伝言、恋人がサンタクロース、波乗りジョニー)の歌詞の一部が盛り込まれるなどの遊び心が楽しめますよ。
歌詞の意味を考察!すべての人に笑顔と愛を
さて、歌詞考察に入ります。
楽曲タイトル「Kissin‘ Christmas」
意味は「クリスマスにキスをした」です。
全体を通して、愛する二人が聖なる夜にその想いを確かめ合う様子が窺えますが、この歌が現世に伝えたい想いは別にあると筆者は考えています。
どういうことなのか?
それについては後半で詳しくお伝えすることにして
まずは印象的な歌詞から一緒に見ていきましょう。
この楽曲の印象的な歌詞は、何を置いてもこの部分ではないでしょうか。
誰も見ていないから
I‘ll kiss you alright? So slight.
いつも照れてるままに過ぎる
You gotta be right. In this holy night.
今年の想い出にすべて君がいる
桑田佳祐&松任谷由実「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」
今宵 誰から振り向いても
I‘ll kiss you alright? In snow light.
いつも立ち止まると逃げてく
You gotta be right. In this holy night.
今年の出来事がすべて好きになる
桑田佳祐&松任谷由実「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」
今宵 誰も見ていないから
I‘ll kiss you alright? So slight.
We’re hearin’ sha la la la and singing hymns tonight.
You gotta be right. In this holy night.
今年の想い出にすべて君がいる
今年の想い出にすべて君がいる
桑田佳祐&松任谷由実「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」
サビと大サビの部分になります。
英詞については筆者独自の視点から和訳(意訳)していきますので、一緒に歌詞を見ていきましょう。
I’ll kiss you alright?とは「キスしてもいいかい?」
So slightとは直訳すると「だから軽く」であり、意訳すると「ちょっとだけ」。
Snow lightは「雪明り」。You gotta be rightの”gotta”は、be going toをスラング化したもので、英文全体の意味は「大丈夫だよ」になります。
これらを踏まえた、この部分の考察はこんな感じになるでしょう。
今年も迎える特別な日。
愛する人への素直な気持ちを、これまで何度となく伝えようとしたけれど
勇気が出なくていつも時間だけが過ぎていく…
ぎこちなさ満開なのは分かっているけど、今夜こそ伝えたい!
『誰も見ていない、誰かが振り向いたとしても、ちょっとだけキスしてもいい?』
『ちょっと大胆だったかなぁ…』
勇気を出して伝えた想いを、君は照れくさく微笑み、立ち止まらずに歩こうとする姿が愛しくてたまらない…
でも…今夜だけは大丈夫だよ。
聖なる夜は(僕らの)すべてを温かく観護ってくれているから。
出会ってくれてありがとう… 愛してくれてありがとう…
考察を続けます。
Sha la la la(シャラララ)については特別な意味はなくメロディー表現ではありますが、ここでは二人の想いを包み込むような優しい音色と訳すといいでしょう。Hymnsとは「讃美歌」のことであり、聖なる夜に変わらぬ愛を誓い合う恋人同士などがイメージされますよね。
今年の想い出にすべて君がいるとは、言い換えれば「どんな時も君が(あなたが)側にいてくれた」ということであり、喜びを分かち合い悲しみや苦しみを分け合いながら過ごしてきたことを表していると筆者は考えます。
これらを踏まえ、全体をまとめると…
この先、季節は巡り、時代が変化しようとも
僕には愛する君がいるから大丈夫。
そう想えるほど、君は大切な人…かけがえのない人…
そんな想いが感じられますよね。
印象的な歌詞からの考察はこんな感じになりますが、ここからは先程お伝えした「現世に伝えたい想いは別にある」とはどういうことなのか?についてお伝えしていきますね。
筆者のいう現世に伝えたい「別の想い」を表す歌詞がコチラです。
クリスマスだからいう訳じゃないけど
何か大切なことをしてあげる
桑田佳祐&松任谷由実「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」
クリスマスだからいう訳じゃないけど
何か大切なことができるような
桑田佳祐&松任谷由実「Kissin’Christmas(クリスマスだからじゃない)」
Bメロ。サビへとつながる歌詞にある「クリスマスだからいう訳じゃない」。
サブタイトルにも「クリスマスだからじゃない」という言葉がありますが、後に続く「何か大切なことをしてあげる」、「何か大切なことができるような」というフレーズに、この歌が昭和を超え、令和の現世に伝えたい想いがあるのではないでしょうか。
この楽曲を2023年にリメイクする際の桑田さんと松任谷さんがテーマとして掲げた“今、この世界に必要なのは、争い傷つけ合うことではなく、互いに歩み寄り、穏やかに対話すること”が何を意味しているのかを考えた時、この歌が現世に伝えたい想いの本質が見えてくると筆者は考えました。
愛し合い、認め合い、悲しみや苦しみを分け合うことは
どんな時代になっても、どんな世の中であっても大切なこと。
年に一度の特別な日「クリスマスだから」大切にするのではありませんよね。
澱んだ世界、歪んだ社会の中に生きるすべての人に
屈託のない笑顔と強く結ばれた愛が溢れる
未来が訪れますようにとの願いを、聖なる夜に託し祈りを捧げる…
Kissin’ Christmas は、すべての人に笑顔と愛を…
その祈りと願いを込めて捧げるキスなのではないでしょうか。
これが、筆者がこの歌が現世に伝えたい想いの本質とした
すべての人に笑顔と愛を の 真意 です。
まとめ
今回は 桑田佳祐&松任谷由実 さんの
Kissin‘ Christmas(クリスマスだからじゃない) について
印象的な歌詞の意味を考察し、この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
コメント