【幾田りら】百花繚乱~歌詞の意味を考察!強い絆は毒をも制す/TVアニメ「薬屋のひとりごと第2期」主題歌

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【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回あなたの心に届けたい楽曲は

幾田りら さんの 百花繚乱 です。

Total Playing Time 1:49 ※sourced by. TOHO animation チャンネル

この記事では、幾田りらさんの楽曲「百花繚乱」について

曲のイメージや楽曲タイトル、歌詞の意味を考察し

この歌が伝えたい想いの本質をお伝えします。

どうぞ最後までご覧ください。


筆者が楽曲から感じ取ったイメージ

音楽ユニット「YOASOBI」のヴォーカリストとしても大活躍の日本の女性シンガーソングライター・幾田りらさんが発表したこの曲は、2025年1月から始まる日向夏さん原作のTVアニメ「薬屋のひとりごと第2期」主題歌として書き下ろされたものです。

画像引用元-コミックナタリー

「薬屋のひとりごと第2期」は、こんなストーリーになっているようです。

玉葉妃の妊娠判明により、猫猫が翡翠宮の毒見役に復帰。
それを機に、再び後宮内に渦巻き始める暗雲。

そんな中で壬氏の命が狙われ
容疑者が消える前代未聞の未解決事件が!

猫猫と壬氏を待ち受ける新たな難事件が
やがて国をも巻き込む一大事件へと発展していく…

楽曲の構成ですが、前半心が弾み、思わず身体がリズムを取ってしまうようなメロディーも、サビ辺りからスタイリッシュで少し影のあるメロディーに変化していくといった感じになっています。

澄みわたる空、穏やかな陽だまりと柔らかな暖かさに包まれた日常に忍び寄る“影”が、やがて空を曇らせ、温もりを奪い去り、人々の心を凍えさせ、闇へと誘っていく…楽曲を初めて聴いた直後、こんなイメージを筆者は抱きました。


楽曲タイトル「百花繚乱」が意味するものとは?

百花繚乱は「百花」と「繚乱」、2つの言葉がくっついて出来ている言葉であり、

百花は「多種多様な花」繚乱は「咲き乱れること」を指しています。

したがって、意味は『多種多様な花が咲き乱れること』になるのですが、そこから転じて『多方面から優秀な人物が現れ、一時的に多数の目を見張る業績や作品が誕生し、活気があること』と言う意味もあるようです。

このことから、楽曲タイトルには『人それぞれが、個々の知識(良薬)を上手く組み合わせながら力を発揮することで事件や課題、問題を解決へと導くことができる』という思いが込められていると考えられますが、一方で『組み合わせ方を誤ると、知識は“毒”となる』といった思いをも含んでいるのではないでしょうか。

タイトルが、本当はどちらの思いを示しているのか?

はたまた、それをも凌駕する想いなのか?

それを解くカギが「歌詞考察」になります。

どうぞ続きをご覧ください。


歌詞の意味を考察!強い絆は毒をも制す

さて、歌詞考察に入ります。

現在判明している歌詞を中心に考察を進めていきますね。

ちなみに表題にある“強い絆は毒をも制す”とは

筆者が結論づけた「この歌が伝えたい想いの本質」にあたります。

考察とともに、一緒に見て行きましょう。

ゆらゆらり はらはら

色とりどり 乱れ咲き

花のまち 思い出す

この空から

幾田りら「百花繚乱」 ※音源から聴取

ゆらゆら、はらはらとは“感情”を表すオノマトペ。色とりどりに乱れ咲く花のまちとは“喜怒哀楽が飛び交う活気あるまち”を表していると筆者は考えましたが、ここでは“笑顔の花が咲くまち”として考察を進めていきますね。

そして、それを“思い出す”ので、この状況は今ではなく「過去」であることを考えると、ここでは今、目の前に広がる社会を憂いている様子が窺えます。

老若男女、地位や名声など関係なく

誰もが笑顔の花を咲かせていた日々だった。

今までは…

メロディーなどを踏まえて歌詞を見ると

こんなイメージが浮かんで来るでしょう。

はっとするほど鮮やかな

世界があるんだと知って

あなたの無理難題に

答えてくそのために

あっと言わせるような

奇想天外な答え合わせ

辿り着いたその先に

新しい景色が待っているんだ

幾田りら「百花繚乱」 ※音源から聴取

サビに当たる部分になりますが

結構ニュアンスで表現されているように感じますね…

しかしながら、抽象的な表現をアニメの内容や現世に視点を置いて考えてみると、この歌が伝えたい想いの本質が見えてきます。

一緒に見て行きましょう。

視点から考察すると、はっとするほど鮮やかな世界とは“突拍子もない発想やアイデア”、あっと言わせるような奇想天外な答え合わせとは“毒を以て毒を制す”という意味で捉えると、この歌が伝えたい想いが具現化させるのではないでしょうか?

そして、歌詞中段にある“無理難題”を百花繚乱に喩えて考えると「多種多様な問題や課題」ということになり、それを“解決”へと導き、辿り着いた先にあるのが“新しい景色”だと歌詞に表されていますが、“新しい景色”とはどんなものなのか?

異次元の世界でしょうか? 違います。

この“新しい景色”は、今までと全く違う景色ではなく

誰もが笑顔の花を咲かせていた日々のことだと筆者は考えます。

この世を取り巻く多種多様な問題や課題に立ち向かうためには

時には突拍子もないような発想やアイデアが必要になる

誰もがあり得ないと思うような“毒”を以て毒を制することもあるだろう。

固定観念を捨て、柔軟な発想やアイデア、個々の力を以て想いを一つに、強い絆で立ち向かっていくことで蔓延る“毒”を制し、再び美しい笑顔の花を咲き乱れさせることができる…

そんな想いが、この歌詞には込められているのではないでしょうか。


まとめ

Total Playing Time 1:49 ※sourced by. TOHO animation チャンネル

今回は 幾田りら さんの 百花繚乱 について

曲のイメージや楽曲タイトル、歌詞の意味を考察し

この歌が伝えたい想いの本質をお伝えしました。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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