【斉藤和義】泣くなグローリームーン~歌詞の意味を考察!あなたの瞳の輝きこそ“グローリームーン”

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今回あなたの心に届けたい楽曲は

斉藤和義 さんの 泣くなグローリームーン です。

Total Playing Time 4:08 ※sourced by. 斉藤和義

この記事では「泣くなグローリームーン(楽曲)について

曲のイメージやタイトル、歌詞の意味などを筆者独自の視点で徹底考察!

歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫ります。

どうぞ最後までご覧ください。


楽曲紹介ならびに楽曲を初めて聴いた筆者のイメージ・感想

画像引用元-Instagram

日本の男性シンガーソングライター「斉藤和義」さんが発表したこの曲は、岡田将生中井貴一主演のテレビ朝日系ドラマ「ザ・トラベルナース」第2シリーズ主題歌として書き下ろされたものです。

画像引用元-Instagram

ドラマ「ザ・トラベルナース」第2シリーズとは?

一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つナース・那須田歩(岡田将生)と謎多き嘘つき(!?)スーパーナース・九鬼静(中井貴一)が《働き方改革》の波が押し寄せ、ますます混沌を極める日本の医療界に降臨! 改革を推進する新院長との新たな闘いに挑む!

イントロアウトロで聴かれるギターソロ”寂しさ””やるせなさ”が混在する気持ちを、Aメロ→Bメロ→サビへと奏でられていくメロディラインが、その気持ちを優しく包み込んでいくような”温もり”を感じさせ、聴き込むほどに現世の人間関係などにおいて疲れ切った心に癒しを与えてくれる…

そんな楽曲だと筆者は感じました。


楽曲タイトルから歌に込められた深いメッセージを探る

楽曲タイトル「泣くなグローリームーン」

グローリームーンとは直訳すると「栄光の月」「輝かしき月」という意味で、それを引用すると「泣くな栄光の月(輝かしき月)」というのがタイトルになります。素敵ですよね。

しかしながら、ここで疑問が。

「泣くな」とは誰が、誰に言っているのか?

泣いているのは「グローリームーン」なのか?「人」なのか?

これらの疑問を解き明かすには「月モチーフ」というものが関係していますので、歌詞考察をする上で重要なことでもあるため、少し掘り下げて見ていきましょう。

ジュエリーの名称にある「グローリームーン」

三日月のシルエットが幾重にも重なることで、絶え間なく繰り返し続ける月の満ち欠けを表しているネックレスで、月モチーフというのは「成長」と「変化」を象徴するといわれ、やわらかな月明かりで人々の心を照らし、穏やかな安定をもたらすとされています。

このことを踏まえ、あらためて先程の疑問について考えると

「泣くな」と言っているのは、グローリームーン

泣いているのは「人」だということが分かるでしょう。

このことを踏まえると、こんなイメージが浮かんでくると筆者は考えます。

自らの信念を貫き通すことは決して悪いことではないけれど

これまで培ってきた実績や経験、多くの人の支えがない中で

そのことに固執すれば嵐のような波風と強固な反発は必至…

自らの到らなさを認めたくない。 だけど、認めざるを得ない…

どうしようもない程に打ちひしがれ、悔しさと情けなさに流す涙。

やりきれない思いが、どんどん胸を締めつける…

そんな時、どこからともなく聞こえてきた「泣くな」の声。

辺りを見渡し、ふと見上げると、そこには美しく輝く月が。

涙で滲み、グラデーションのような輝きに見える月が、やさしく私を照らしている。

そして、月は私にこう呟く。

今ある悲しみや苦しみはきっと
あなたを今まで以上に成長させてくれる「変化」の始まり。
月の満ち欠けのようにね。

私はあなたの頑張りを知っている。
だからどんな時もあなたの側にいて
あなたのことを照らし続ける。
さぁもう泣かないで。前を向いて進むのよ…

楽曲タイトルには、こんなメッセージが込められていると筆者は考えました。

次の章は「歌詞考察」

筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした

「あなたの瞳の輝きこそ“グローリームーン”」真意に迫ります。

どうぞ続きをご覧ください。


歌詞の意味を考察!あなたの瞳の輝きこそ“グローリームーン”

では、歌詞考察に入ります。

印象的な歌詞を一緒に見て行きながら、考察をお伝えしていきますね。

独り言こぼして 濡れた歩道橋

譲れない気持ちは そんなに悪いのか

改札まではまだ遠いから

僕だけの月よ ついて来てくれないか?

「泣くなグローリームーン」 斉藤和義

ねぇグローリームーン 誰もいない道を行く

時々叫んだりして 人に言えないような汚い言葉で

ねぇグローリームーン 仕舞い込んだ夢の色

鍵を開ければ今でも

雲の切れ間から 笑うグローリームーン

「泣くなグローリームーン」 斉藤和義

好きとか嫌いだけじゃ 進めないことぐらい

そんなのとっくの昔に知っている

ふざけんな

僕の呑気と君の本気を

混ぜ合わせたり入れ替えたりしながら

「泣くなグローリームーン」 斉藤和義

ねぇグローリームーン 誰もいない道を行く

橋を渡りどこまでも 行けるところまで

泣くなグローリームーン

「泣くなグローリームーン」 斉藤和義

1番2番に当たる歌詞。最後に楽曲タイトルにもなっている”泣くなグローリームーン”という言葉が登場しますが、1番の最後には”笑うグローリームーン”とあります。

同じ月でも違った表現をしている…その違いを、筆者はこう解釈しました。

1番は、上手くいかないことに憤りを覚え『やってらんねぇ!』といった感情を露にしてしまいそうになるのを、心のポケットに仕舞い込んだ”夢”や”希望”を取り出して見ることで、なんとか平静さを取り戻している…そんな姿を「滑稽」に思い、優しい光を放ちながら微笑んでいる(笑っている)月

2番になると『もう!どうしようもない!』ほど打ちひしがれ、憤りや怒りを通り越した「情けなさ」に心を支配され、誰もいない道をただひたすらに歩きながら堪え切れずに涙を流す姿に、優しい光を放ちながら励まし、モヤモヤしている心を落ち着かせながら諭す月。といった感じです。

全体を通して感じられるのは「報われない世の中への憤りや憂い」であり、誰もいない場所でしか鬱積した思いを吐き出せないでいることの「虚しさ」を、優しく照らす月に語りかけ、その問いかけに月が応えている。そんなイメージが浮かんできますよね。

そして、その応えというのが…先程お伝えした「呟き」。

今ある悲しみや苦しみはきっと
あなたを今まで以上に成長させてくれる「変化」の始まり。
月の満ち欠けのようにね。

私はあなたの頑張りを知っている。
だからどんな時もあなたの側にいて
あなたのことを照らし続ける。
さぁもう泣かないで。前を向いて進むのよ…

瞳に映る月の輝き。それは、世知辛い世の中で忘れかけている「希望」

そして、誰もが”成長”することによって見出す”生きる意味”になるのだから

その輝きを忘れないで、輝くことを信じて前へと進んでいってほしい…

そういった想いが、あなたの瞳の輝きこそが、あなたを成長させる礎となり

あなたが生きている証になるのだといったメッセージへとつながっていく。

これが、この歌が伝えたい想いの本質とした

あなたの瞳の輝きこそ”グローリームーン”真意です。

ねぇグローリームーン 

新聞配達のバイク 静寂を笑うノイズ

夜を連れ去ってく また街が始まる

ねぇグローリームーン

駅へ向かうランドセル 走り出した男の子

転んで こらえて 立ち上がった

ねぇグローリームーン

なんだか笑えてきたよ 次の街照らしてくれ

そろそろ帰るよ またねグローリームーン

「泣くなグローリームーン」 斉藤和義

様々な人間模様の中で繰り広げられた喜怒哀楽が夜の街に溶け込み、また朝がやって来る。

街は何にも変わってないようでも、過去を乗り越えたあなたの心は確かに変わっている。

だってそうでしょう? あなたの瞳の奥には”消えない輝き”が宿っているのだから。

聴き込むほどに、読み解くほどに心を強くさせてくれる。

そんな歌詞だと筆者は考えます。


まとめ

画像引用元-Instagram

今回は 斉藤和義 さんの 泣くなグローリームーン について

曲のイメージやタイトル、歌詞の意味などを筆者独自の視点で徹底考察!

歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫りました。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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