【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
Official髭男dism の Same Blue です。
この記事では「Same Blue」について
曲のイメージや歌詞の意味などを筆者独自の視点で考察!
この歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を初めて聴いた筆者のイメージ・感想
日本の男性4人組バンド「Official髭男dism」。彼らの14作目の配信限定シングルであるこの曲は、三浦椛原作のアニメ「アオのハコ」の主題歌として書き下ろされたものです。
「アオのハコ」とは?
中高一貫のスポーツ強豪校・栄明学園での「部活動」を舞台とした、バドミントン部の猪股大喜、バスケ部の鹿野千夏、新体操部の蝶野雛の3人が織り成す青春ラブストーリー。
楽曲制作者・Official髭男dismのコメント
恋愛への想いと部活への想い、違うのに心が強く動き出す原動力としての「同じ青さ(same blue)」があって、それは曲を作った自分の中にもある…でも、それぞれがいろんなことを経験することによって、その青は濁ったり澄んだりしていく。そんな心模様が、楽曲に溢れてくれたのではと思っています。
イントロ部分が窓から射し込む眩い光を、疾走感あふれるメロディラインが駆けめぐる“青春”のいう時期を、繰り返される転調や変拍子が揺れ動きやすい思春期の心模様を想起させ、聴き込むほどにその世界観に惹き込まれていく…そんな楽曲だと筆者は感じました。
楽曲タイトルから歌に込められた深いメッセージを探る
楽曲タイトル「Same Blue」
そのまま訳すと「同じ青」ですが、青とは何を表しているのか?
興味が湧くところですよね。
「青」についてOfficial髭男dismは「恋愛への想い、部活への想い」という言葉で表現していますが、これをそのまま受け止めた場合、タイトルにおいて彼らの示す「青」は“青春”ということになりますが、果たしてそれだけでしょうか?
筆者には単に青春という言葉では括り切れないものがあるように感じますので、もう少し視野を広げてみることにしますね。
青春時代を過ごす若者たちだけではなく、今を生きるすべての人たちも持ち得る「青」は、“晴れ渡る空”であり、どこまでも続く“海”でもあり、もっと大きくいえば“地球”だとも考えられるのではないでしょうか。
そこから視点を心の中へと絞り込んだ時、私たちが抱く「同じ青」とは何か?
それは「混じりっ気のない“純真さ”」であり
この“純真”こそが、この歌に込められた深いメッセージになると筆者は考えます。
次の章「歌詞考察」では
「Same Blue」=混じりっ気のない“純真さ”という視点から
この歌が伝えたい想いの本質に迫っていきます。
どうぞ続きをご覧ください。
歌詞の意味を考察!美しくも儚き“青”を大切に…
さて、歌詞考察に入ります。
まずは印象的な歌詞をご覧ください。
気持ちの整理がつかないままの朝に
散らかったそれを鞄に詰め込んだ
やっぱり僕は あなたの前の僕は
渡したい言葉なんて渡せないまま
「Same Blue」 Official髭男dism
1人の夜に中身を広げようとして
胸の奥がひりついてたまらなかった
好きな想いが あなたを好きという想いが
あまりにも嵩張ってたから
「Same Blue」 Official髭男dism
近くて遠い日々に眩暈がした
落ち込んで浮かれての寒暖差に
擦れられて増えていたこの重みを
絶対に離したくないと
胸は痛いくせに そう叫んでしまっていた
「Same Blue」 Official髭男dism
春の中 あなたを見た
見惚れていた 夏模様の中で
移ろう街と逆に 青のまま募る心
秋の空 雪が混じった
その全てがとても似合っていた
よそ見する暇もない忙しい世界を
走るように恋をしている
あなたという季節の中で
「Same Blue」 Official髭男dism
青のまま濁って澄んで 大きな未熟を背負って
明日も息を切らしたい
あなたの居る目まぐるしい世界で
あなたという季節の中で
「Same Blue」 Official髭男dism
全体の歌詞を見てみると、恋愛や部活動において“がむしゃら”に、“ひたむき”に、“一所懸命”になっている様子が見て取れますが、歌詞に登場する「鞄」を“心”として捉え、全体を「人生」に置き換えてみても同じことが言えるのではないでしょうか。
先程お伝えした“がむしゃら”、“ひたむき”、“一所懸命”という言葉の持つ意味が「Same Blue=混じりっ気のない純真さ」につながって行くと考えた時、この歌が伝えたい想いの本質があると筆者は考えました。
誰もが胸に抱いている“純真(な気持ち)”
それは、生きていく中で何よりも美しいもの。
どこまでも澄み渡り、自分が自分であるために決して汚されたくないものだけれど、社会との関わりの中で自分を見失い、流され、打ちひしがれ、翻弄された挙句にそれは濁り、くすみ、場合によっては輝くことなく、儚く壊れてしまうことだってある…
しかしながら、愛する人の存在や支えてくれる大切な人や仲間たちの励ましや想いによって、それはこれまで以上に澄み渡り、輝きを放つようになっていくのだ。
今、目の前に起きる
「出会い」、「体験」、「出来事」、「抱く感情」のすべてが
未来へ向けて歩みを進めるあなたの“純真さ”への挑戦だと思ってほしい。
負けそうになることもあるだろう。どうにもならない悔しさに涙することもあるだろうけれど、自分の気持ちに正直に、愛する人、支えてくれる人の想いを大切に、純真さを失うことなく前へと進もう!
そんな想いが、歌詞全体に込められていると筆者は考え
この歌が伝えたい想いの本質を
美しくも儚き“青”を大切に… としているのです。
まとめ
今回は Official髭男dism の Same Blue について
曲のイメージや歌詞の意味などを筆者独自の視点で考察!
この歌に込められた深いメッセージと共に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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