【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
YOASOBI の アドベンチャー です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい
現世につながる想いの本質を、あなたに届けます。
軽快なリズムとポップなメロディーラインに心躍るナンバー
大阪市此花区にある大人気テーマパーク、ユニバーサルスタジオジャパンの2023年・春のキャンペーン「ユニ春」のテーマソングとして発表されたこの曲。
小説を音楽にするユニットであるYOASOBIとユニバーサルスタジオジャパンがコラボする企画に寄せられた「コロナ禍での様々な制限によって我慢の生活を強いられた中での思い出エピソード」の中から選ばれた菜葵さんの「レンズ越しの煌めきを」が楽曲の基となっています。
全体を通して軽快なリズムとポップなメロディーラインが私たちの心を躍らせ、聴き込むほどにキラキラと輝く「特別な一日」を感じながら、笑顔で過ごす未来を想起させてくれる。そんな楽曲だと筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!毎日があなただけの特別な一日
さて、歌詞考察に入ります。
新しい季節、明るい未来など「始まり」を予感させる歌詞。
読み進めていくにつれて、心がウキウキしてきます。
一緒に見ていきましょう!
いつもの一日から抜け出して
目が覚めるような冒険の舞台へ
回る地球儀を目印に
さあ今 会いに行こう
特別な一日に
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
イントロ部分の歌詞です。
冒険の舞台、回る地球儀というフレーズから「ユニバーサルスタジオジャパン」が想起されますが、このフレーズの意味を現世において考えた時「特別な一日」が何を意味するのかが見えてきます。
そして、下線部分の歌詞は楽曲の最後にもフレーズを少し変えて登場しますが、この部分がこの歌が伝えたい想いの本質になりますので、よく覚えておいてくださいね。
続きを一緒に見ていきましょう。
緑萌ゆる新しい季節に
一人見つめたブルーライト
顔も知らない友達にも満たないクラスメイト
想定外の暮らし
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
こんなんじゃない
妄想した理想と真反対に
淡々と過ぎる毎日
でも やっと会えるね
想像と現実が交わって
高鳴る胸 押さえられない
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
コロナ禍でいろんなことが思うように行かず、パソコン画面を通してでなければ逢うことすらままならない世の中。「緊急事態」という大人の勝手都合に振り回され、八方ふさがりのトンネルの中でもがいている。それでも刻々と時間は流れ、淡々と日々は過ぎていく…
しかしながら、そんな日々にも終わりが見えてきた!
愛する人や大切な仲間と、単に言葉だけではなく逢うことで
心から想いを通わせ合える時が来たのだ。
こんな感じになるでしょう。
約束の場所は
夢見ていた場所
忘れられない一日が
今始まる
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
「約束の場所=夢見ていた場所」。
歌詞を単純に解釈すれば「USJ」ということになるでしょうけれど、より深く読み解いていくとこのフレーズが持つ意味はもっと広いものだと筆者は考えます。
その真意については後半でお伝えすることにして、考察を進めていきますね。
1番のサビから2番と大サビにかけては文字通り「USJで楽しく過ごす様子」が描かれています。
1番サビ
待ちに待った今日は特別な日
日常から少しはみ出して
ほらシャッターを切って写し出せば
どうしたって
零れるような笑顔ばかり
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
2番Bメロ
誰かが言い出して飛び乗ったコースターも
お揃いのカチューシャも
かけがえの無い瞬間で溢れてる
待ち時間さえも愛しく思える
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
2番Cメロ
次はどこに行こうか
軽やかに歩く
不思議なほどに
気が付けば過ぎている時間
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
2番サビ
太陽が沈んだ街を飾る
光が織りなすパレードに
心奪われ噛み締める
本当にここに来れて良かったな
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
大サビ
待ちに待った今日は特別な日
いつも通りから飛び出して
ほらシャッターを切っても写せない
思い出がいつでも待っている
春も夏も秋も冬も
この場所で見つけた笑顔が
ひらひらと幾つも積もっていく
さあ次は いつ会いに行けるかな
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
読み進めるだけでも楽しさが伝わってきますよね。
今まで我慢に我慢を重ね、やっと叶った夢の場所への旅。
このまま時間が止まってくれたら…
ずっとこんな日が続けばいいのに…
こんな感情が見て取れますが、ここで考えてもらいたいことが1つあります。
どんなことか。
これって本当に「特別な一日」なのか?ということ。
コロナ禍においては「特別な一日」なのでしょうが
考えてみれば「よくある風景」にも感じられるのではないでしょうか。
この疑問の答えが、先にお伝えした「フレーズの違い」。
それが「アウトロ」の歌詞にあります。見ていきましょう。
当たり前から抜け出して
限界の無い冒険の舞台へ
回る地球儀を目印に
さあ今 会いに行こう
特別な一日に
Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/yoasobi/adventure/
最後のフレーズ。冒頭との違いは、コチラです。
- いつもの一日から抜け出して → 当たり前から抜け出して
- 目が覚めるような冒険の舞台へ → 限界の無い冒険の舞台へ
1つ1つ見ていきましょう。
コロナ禍で翻弄された日々を表しているようですが、これを「いつもの一日」や「当たり前」のように錯覚してしまったままでいる私たちの頭の中を描いていると考えた時「特別な一日」が何を表すのか? それは「コロナ禍前の日常」だと筆者は考えます。
あまりにも長すぎた「コロナ禍」…
人との接触を極力避け、顔半分をマスクで覆い
露出した眉毛と眼だけで人の感情を読み解いて関係性を保とうとする。
これを「日常」と錯覚し続けさせられた挙句、マスクを外して心と身体を触れ合わせられることを「特別なもの」と勘違いしてしまっている。
愛する人と逢い、リアルな気持ちを心と肌で感じながら愛を確かめ合う。
誰にでも訪れる「本当の日常」がそこにはあるのではないでしょうか。
1人1人が唯一無二の存在であるとすれば、あなたにおいて日々巻き起こる喜怒哀楽のすべてが「あなただけの特別な一日」を演出するものであると考えられますよね。
これが、筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
「毎日があなただけの特別な一日」の真意になるのです。
そして、「目が覚めるような限界の無い冒険の舞台へ」というように言葉をつなげても意味は通じると考えた時、冒険の舞台とは「私たちが抱いている夢や希望に向かって自信を持ってチャレンジできる世の中」ということになるでしょう。
この部分の「地球儀」は、私たちが生きている「地球」そのものを意味しています。
さぁ!もう迷うことなどありません。
あなただけの特別な一日である「本当の日常」を取り戻すため
素顔のまま手に手を取って進みましょう!
まとめ
今回は YOASOBI の アドベンチャー について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい
現世につながる想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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