【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
FUNKY MONKEY BABYS の あとひとつ です。
2010年に「夏の高校野球」の応援ソングとして発表されましたが、メッセージ性の高い歌詞の内容などから、東日本大震災からの復興に向けての支援ソングとしても知られていますよね。
印象に残る歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いの本質をあなたに届けます。
歌詞の意味を考察!命をつなぎ、想いを1つに
さて、今回はいきなり歌詞考察に入ります。
印象に残る歌詞をいくつかご覧いただきながら
なぜ今、筆者がこの歌をあなたに届けたいのか
その真意をお伝えしたいと考えます。
この楽曲の中で最も印象に残る歌詞といえば
この部分になるのではないでしょうか。
あと一粒の涙で ひと言の勇気で願いがかなう
その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ のばして
あの空へ
引用元-lyricjp.com
サビの部分の歌詞ですが、この歌が何よりも伝えたい想いとして強く心に響き、聴き込むほどに涙が溢れて止まらなくなりますよね…
しかしながら、この歌が伝えたい想いはこれだけではなく
少しずつ言葉を変えて私たちの心に語りかけています。
あとひとつの坂道を ひとつだけの夜を越えられたなら
笑える日がくるって
今日も信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ
引用元-lyricjp.com
あと一粒の涙が ひと言の勇気が明日を変える
その時を見たんだ
なくしかけた光 君が思い出させてくれた
あの日の景色 忘れない
引用元-lyricjp.com
現世に至るまで続くこの想いは、これから先の未来においても
決して絶えることなく永遠につながっていく。
だからこそ今、命をつなぎ、想いを1つに
筆者がこの歌が伝えたい現世につながる想いの本質とした言葉になります。
発表されて以降、変わらぬ想いを届け続けているこの歌を
今更ながらあなたに届けるのには理由があります。
その理由とは何なのか?
筆者の想いを含め、次の章「総合考察」でお伝えします。
総合考察:現世につながる「想いを1つに」
2011年3月11日。
三陸沖を震源とするM9.1の地震が日本列島を襲い
東北地方の太平洋沿岸は最大30m以上もの津波によって甚大な被害を受け…
言わずと知れた「東日本大震災」が発生した日ですよね。
筆者が住む奈良県地方も、地震に因る大きな揺れに見舞われました。
2023年は、その震災から12年が経過。
発生した年の干支が一回りしたことになります。卯年だったのですね…
悲しみに暮れたあの日を忘れないことは言うまでもありませんが、震災の悲しみを乗り越えて一緒に力を合わせ、笑顔を忘れず立ち向かおうとする勇気を与えられた日のこともまた、決して忘れてはいけないのではないでしょうか。
震災から2年後の2013年、創部9年目にして初の日本一に上り詰めた「東北楽天ゴールデンイーグルス」は、まさに震災復興へと立ち向かう人々にとっての「光」であり、Kスタ宮城に設置されたチャンピオンフラッグ(ヴィクトリーペナント)は「誇り」でもありました。
多くの人たちが、日本一となった彼らに心からの拍手を送り、汗と涙にまみれながらも私たちに見せてくれた笑顔で、忘れかけていた誇りや夢を取り戻すことができたのではないかと筆者は考えます。
あれから10年を迎えるにあたって今、あなたの目の前に広がる光景は
あなたがその時に抱いていた「誇り」や「夢」と同じでしょうか。
「悪夢」と称される時代から変化した未来は「さらなる悪夢」を招き
「地獄」と化してしまっているのではありませんか?
形あるものはまた再生されていきますが、あなたの心の中で未だに止まったままの時計があるとするならば、これまで歩んで来た道のりって何だったんだろう… そう考えてしまう時もあったでしょう。
しかしながら考えてみてください。
失ったものは大きいかもしれないが
それ以上に得られているものがあることを。
支え合い、労り合う心と
いかなる困難にも立ち向かう勇気を胸に
手を取り合って進んで来た10年。
確かに未だ復興は道半ばではありますが、支援を続ける人々の想いは絶えることなくつながっていて、建物や道路などといった「目に見える物」だけではなく、多くの人々の優しさやぬくもりの中で育まれた「心(目に見えない物)」もまた、確実に復興へと進んでいるのではないですか?
「想いを1つに」
人間にとって一番大切なものをみんなが持ち寄って温め、育み、そして横へと広げていく。そのことを続けていくことができていることは何よりも大きく、替え難いものを得られていることになると筆者は考えます。
どんな時も、どんな時代になっても変わらない「想いを1つに」。
田中将大選手は私たちにそう語りかけているのかもしれません。
このことを現世に置き換えて考えると、こんな感じになるでしょう。
閉塞感、不条理、先の見えない不安に苛まれ続ける社会。
議場に座って居眠りこいていても「仕事している」ので報酬を分捕る輩。
「国会に来ない」議員に対してガキのように騒ぎ立てる一方で、
コソコソと水面下で国民生活に大きな影響を与える法案などを通そうとしている輩。
カネと権力、次の選挙での自分の当落以外は興味のない「どうしようもない輩」たちが支配するこの国において、私たち1人1人がその現実と向き合い、事の本質を知り、正確な情報の下で正しい判断を繰り返しながら真心を通わせ合い、明るい明日を信じる想いを抱き続けることを止めないでほしい。
震災から12年、ゴールデンイーグルス日本一から10年の歳月を経た
2023年3月11日。
今一度、心をつなげる意味を込めて、この曲を届けたい…
これが、筆者の想いとこの歌を届けたいとした真意です。
まとめ
今回は FUNKY MONKEY BABYS の あとひとつ
印象に残る歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい現世につながる想いの本質をお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
1日も早い「心からの復興」を願い、笑顔を忘れず生きましょう!
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