【倉木麻衣】渡月橋~君 想ふ~歌詞の意味を考察!想いは流れ、巡り、また出逢う

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今回あなたの心に届けたい楽曲は

倉木麻衣さんの「渡月橋~君 想ふ~」です。

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はじめに

この曲は、2017年公開の劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌ラブレターの主題歌として発表されました。

和の情緒あふれる旋律と切ない歌詞が印象的なこの曲には、「想い続けること」の美しさが込められています。

特に注目したいのは「時を超えても変わらぬ想い」というテーマ。

歌詞の中には、「止めたい時間」「流れゆく季節」「会えない切なさ」「変わらぬ想い」といったフレーズが登場し、時の流れと人の心の対比が巧みに描かれています。

この記事では、楽曲のイメージから歌詞の意味を深掘りしながら、楽曲が伝えたい想いの本質に迫っていきます。

どうぞ最後までお付き合いください。


楽曲の概要と映画『から紅の恋歌』との関係

「渡月橋~君 想ふ~」とは?

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倉木麻衣さんが歌う「渡月橋~君 想ふ~」は、古都・京都の風景を想起させるメロディー切ない歌詞が特徴のバラードです。

映画『から紅の恋歌』との関連性

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映画『から紅の恋歌』は、大阪と京都を舞台に、百人一首を巡るミステリーが展開される物語。

服部平次と遠山和葉の幼なじみコンビの恋模様も重要な要素となっており、楽曲のテーマと強く結びついています。

物語のキャッチコピーは

「待っとれ 死んでも守ったる」

この言葉が象徴するように、映画と楽曲はどちらも「時を超えて巡る想い」がテーマとなっています。


楽曲のイメージ

イントロが始まった瞬間から広がる「古都」と「琴」の情景

絹糸のように繊細で優雅なメロディー、そして切なくも力強い歌声が、風に揺られながら舞い落ちる紅葉のように心に沁み入り、聴き込むほどに目頭と胸を熱くさせる——

そんな楽曲だと筆者は感じました。

歌詞の意味を徹底考察!

それでは歌詞考察に入ります。

印象的な歌詞の一部にフォーカスしながら、徹底的に深掘り考察を進めていきますね。

※全文を知りたい方は、以下のリンクからご確認ください。

倉木麻衣「渡月橋~君想ふ」歌詞

時間を止める願い、蓄え続ける想い

触れた手の温もり 今も… Stop 時間を止めて

「渡月橋~君 想ふ」 倉木麻衣 歌詞引用

彩りゆく 季節越えて Stock 覚えていますか?

「渡月橋~君 想ふ」 倉木麻衣 歌詞引用

Bメロに当たる部分の歌詞。

1番では「Stop」、2番では「Stock」という言葉が使われていますが、何を意味しているのか?

筆者はこんな風に考察しました。

  • 「Stop」は、かつての幸せな時間が止まってほしいという願い
  • 「Stock」は、変わりゆく時の中でも想いを蓄え続けること。

時が流れても、心の中には大切な記憶がストックされ続ける——

この対比が、テーマである「巡る想い」を表しているのではないかと筆者は考えます。


届かぬ想いが心を紅く染める

会いたい時に会えない

「渡月橋~君 想ふ」 倉木麻衣 歌詞引用

繰り返されるこのフレーズが、募る想いの切なさを際立たせます。

会えない時間が続くほど、その人への想いは強くなっていく

そんな心情が、歌詞の中で繊細に表現されていますよね。

映画『から紅の恋歌』では、平次と和葉の関係が物語の軸のひとつになっています。

幼なじみでありながら、お互いに素直になれず、想いを伝えられない…

まさに「会いたい時に会えない」もどかしさが、楽曲とリンクしていると考えられます。

想いは届かなくても

心はずっと寄り添っている。

そう思い続けることが、心を紅く染めるのではないでしょうか。


巡る季節の中で変わらぬ想い

から紅に染まる渡月橋 導かれる日 願って

「渡月橋~君 想ふ」 倉木麻衣 歌詞引用

「から紅」とは「鮮やかな濃い紅」を意味します。秋に染まる紅葉の色がそれに当たるでしょう。

紅葉が渡月橋を染める光景は、美しさとともにどこか儚げな印象を与えますよね…

移ろう景色の中でも、想いは流れ続ける。

「から紅」が詠まれた百人一首の上の句に在る「竜田川」をも投影され、叙情的なフレーズだと筆者は考えます。


時を超えても「想ふ」気持ちは変わらない

I’ve been thinking about you いつも いつも 君 想ふ

「渡月橋~君 想ふ」 倉木麻衣 歌詞引用

英語のフレーズの意味は「私は君を想い続ける」であり、後半のフレーズがそのまま当てはまります。

筆者が注目したのが、曲の最後に登場する「君 想ふ」というフレーズ。

「想う」ではなく、あえて古典的な「想ふ」を使うことで、時を超えて変わらない愛の普遍性が強調されていると筆者は感じました。

平安時代の恋歌のように、静かに、しかし強く「変わらぬ想い」を感じさせる表現であり、「永遠の愛」をも感じさせますよね。

時代が変わっても、想いは変わらない。

そのことを、歌詞の最後に伝えたかったのではないでしょうか。


まとめ

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今回は、倉木麻衣さんの「渡月橋~君 想ふ~」について、楽曲イメージから歌詞の意味を深掘りし、伝えたい想いに迫りました。

倉木麻衣さんの「渡月橋~君 想ふ~」は、ただのラブソングではなく、「時を超えて巡る想い」を描いた楽曲です。

  • 「Stop」と「Stock」に込められた時間の対比
  • 「会いたい時に会えない」という切ない想い
  • 「から紅に染まる渡月橋」に象徴される移ろう景色と変わらぬ想い
  • 「君 想ふ」という古典的な表現に込められた普遍的な愛

これらの要素が重なり合い、楽曲の美しさを際立たせています。

あなたがこの曲を聴くとき、どんな「巡る想い」が胸に浮かびますか?

想いは流れ、巡り、また出逢う——

それが、恋というものかもしれません。

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にも多くの楽曲を考察していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

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