【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心に届けたい楽曲は
[Alexandros] の Baby‘s Alright です。
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いをあなたに届けます。
社会の闇や現世の不条理に敢然と立ち向かおうとする想いを表現したメロディー
韓国出身の漫画家、チョ・グアンジンの「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語」およびオリジナルをドラマ化した韓国ドラマ「梨泰院クラス」(イテウォンクラス)が原作。
竹内涼真さん・新木優子さん・平手友梨奈さん主演のドラマ
「六本木クラス」の主題歌として発表されたこの歌。
イントロ部分は何ともいえない程ダーティーな雰囲気で
激しく打ち鳴らされるドラムの音色が「ガラガラと崩れ落ちる社会の闇」をイメージさせます。
息つく暇さえ与えないくらいの疾走感溢れるメロディーは
社会の闇や現世の不条理に敢然と立ち向かおうとする想いを表現していると筆者は考えます。
歌詞の意味を考察!最後に笑うのは「揺るがない信念を抱く者」の真意
さて、歌詞考察に入ります。
感情のエネルギーが静かに沸き立ち、一気に爆発するような歌詞。
一緒に見ていきましょう。
I’m waking up now that the sun is dead
終わらない夜よ 眠れない夜よ
I need some coffee and I like it black
生ぬるい夢から目覚めるよ
[Alexandros]Baby’s Alright 作詞/川上洋平
あっという間 世は移ろいで
はぐれた私を突き落としていく
どうなったって 息潜めて
かくれた私へ引き摺り込んでやろうぜ
[Alexandros]Baby’s Alright 作詞/川上洋平
生ぬるい夢とは、「仕方ない」「しょうがない」といった言葉ですべてを諦めてしまう想いのことだと筆者は考えます。
夢や希望に満ち溢れた現世は存在せず、目を覚ましても深い闇が支配している…
何もかもが不条理で納得いかないことだらけ。
やるせない思いが胸を締めつけ、眠れない夜を過ごすなど、もうまっぴらごめんだ!
だから俺は立ち上がる。
正しいことは正しいと信じて。
傲慢や慢心で胡坐をかいている奴らに
人間にとって本当に大切なものは何なのかを分からせてやろうぜ!
こんな感じになると筆者は考えます。
続きを見ていきましょう。
I never wanna say good-bye
いつか抱いていた自分の理想像が壊されていく前に
I’m never gonna give it up
It’s Alright (It’s Alright)
You all need to calm down
[Alexandros]Baby’s Alright 作詞/川上洋平
この部分の歌詞では、どす黒くうごめく社会の闇に立ち向かう決意が見て取れますが、心の中に一天の曇りや焦りといった感情はなく、むしろ冷静に事を運ぼうとする姿をイメージできるでしょう。
英語部分を筆者なりに訳すと、こんな感じです。
そしてサビの部分。
真っ逆さまにひっくり返して
転げ落ちたって逆転の幕が開けてく
泡沫色の悲劇は 私を伝って
喜劇に塗り変わっていく
[Alexandros]Baby’s Alright 作詞/川上洋平
この部分が、この歌が伝えたい想いの本質になります。
泡沫色の悲劇とは「生ぬるい夢」に係るものであり
「仕方ない」、「しょうがない」で埋め尽くされた挙句に拡がった社会の闇を意味すると筆者は考えます。
どんなに打ちのめされても、自分の想いは変わらない。
自分の感情を押し殺して生きることなど、本来の人間のすることではない。
抗いはいつしか真の力となって、この世の闇を打ち砕く。
揺るがない信念こそが明るい未来を生み出し、現世を逆転させると信じている。
筆者がこの歌が伝えたい想いの本質を
「最後に笑うのは揺るがない信念を抱く者」とした真意が、ここにあるのです。
サビの後半部分にも、そのことが表されています。
Baby’s Alright
大ドンデン返し 音鳴る方へ
私の行く末 訪れよ
Baby’s Alright
最後の最後 音鳴る方へ
私の行く末へと
Baby’s Alright
[Alexandros]Baby’s Alright 作詞/川上洋平
私の行く末とは「理想像」。自分が理想とする未来のこと。
揺るがない信念を抱いて進むことで、目の前にある社会の闇は音を立てて崩れ落ちる。
崩れ落ちた後に射しこむ光を辿れば、誰もがお互いを認め合い、笑顔でいられる社会が広がっている。
そんな想いを、この歌は私たちに伝えているのではないでしょうか。
まとめ
今回は
[Alexandros] の Baby’s Alright について
歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いをお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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