【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
米津玄師 さんの がらくた です。
この記事では、楽曲から感じられるイメージや
歌詞の意味を考察し、楽曲に込められた深いメッセージと共に
この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
楽曲紹介ならびに楽曲を聴いた筆者のイメージ・感想
日本の男性シンガーソングライター、音楽プロデューサー「米津玄師」さんが、塚原あゆ子監督、野木亜紀子脚本、満島ひかり・岡田将生主演の日本映画「ラストマイル」の主題歌として書き下ろしたこの曲。
<概要>
11月の“ブラックフライデー”前夜
世界規模のショッピングサイトから配送された
段ボール箱が爆発する事件が発生。
それはやがて日本中を震撼させる
謎の連続爆破テロへと発展していく—。
巨大物流センター長の舟渡エレナ(満島ひかり)と
チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)が
この未曾有の事態の収拾にあたるが…
映画タイトル「ラストマイル」は、通常考えられている“ラストワンマイル”という言葉の意味合いと少し異なり、顧客へ商品を届ける物流の最後の区間のサービス(送料無料、当日配送、翌日配送など)を指しているようです。
ティザー音源からのイメージになりますが、スリリングに展開されるメロディが現世の不条理さや生きづらさを描いているように筆者は感じました。公式なフル音源が解禁となったら、さらにその印象や感想などを詳細にお伝えしたいと考えます。
歌詞の意味を考察!「がらくた」が指し示すのは「歪な現世社会」
さて、歌詞考察に入ります。
印象的な歌詞からまずはご覧ください。
例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても構わないから
僕のそばで生きていてよ
「がらくた」 米津玄師
どこかで失くしたものを探しにいこう
どこにもなくっても
どこにもなかったねと笑う二人は
がらくた
「がらくた」 米津玄師
前半部分はなんとなく理解できるとしても、後半部分については「???」といった感じであり、意味合い的に漠然としている歌詞ですが、この部分だけでも感じ取れるのは「違和感」ではないでしょうか。
具体的には“探しにいこう”とする前向きな思考が解決への期待感を促し、見つからなくても“どこにもなかったね”といって“笑う”ことにはある意味で安心感を抱くといった「+の感情」を想起させるけれど、最後にある“がらくた”という言葉が、+の感情のすべてをなし崩しにしている…
この違和感を、筆者は「不条理」だと考え
がらくたが指し示すものを「歪な現世社会」だとしています。
まとめ
今回は 米津玄師 さんの がらくた について
楽曲から感じられるイメージや歌詞の意味を考察し
楽曲に込められた深いメッセージと共に
この歌が現世に伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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