【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
MY FIRST STORY × HYDE の 夢幻 です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
どうぞ最後までご覧ください。
深い闇を切り裂く閃光をイメージさせるメロディラインが秀逸な楽曲
2011年、東京・渋谷で結成。LIVEを中心とした音楽活動で注目を集めている日本のロックバンド「THE FIRST STORY」と、“伝説のロックバンド”ラルクアンシェルやVAMPSのヴォーカリストとして知られている音楽プロデューサー「HYDE」がコラボしたこの曲。
楽曲は、吾峠呼世晴原作の超人気アニメ「鬼滅の刃・柱稽古編」の主題歌として書き下ろされたものです。
<アニメの概要>
太陽を克服した禰豆子。 禰豆子を喰らい、自らも太陽を克服しようとする 無惨の動きはり活発になると予想された。 緊急の柱合会議が開かれ 柱たちはより強くなるために痣の発現が急務に。 痣の発現を促し、かつ全隊士の戦闘力を強化するために 柱稽古が開かれることになる。 炭次郎たちは各柱の直接指導で己を極限まで鍛え上げる。
楽曲を初めて聴いた時の筆者のイメージが「閃光」です。
幾重にも重なる澱みが生み出した深い闇を閃光が切り裂き、全体を通して感じられる疾走感がその先にある輝きに満ち溢れた未来を想起させるメロディラインであり、聴き込むほどに心を奮い立たせられる-そんな楽曲だと筆者は感じました。
次の章は、歌詞考察。
筆者がこの歌が伝えたい想いの本質とした
儚さを知り、強くなる心の真意をお伝えします。
どうぞ続けてご覧ください。
歌詞の意味を考察!儚さを知り、強くなる心
さて、歌詞考察に入ります。
全文については、コチラをご覧ください。
楽曲タイトル「夢幻」
意味は「ゆめやまぼろし」であり、読んで字の如しなのですが
「非常に儚いたとえ」との意味もあります。
「夢幻」というのは、室町時代に流行した「幸若舞」の「敦盛」という舞曲の一節
人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり がその元となっているようであり、人の命は天界の時間からすれば短く儚いものだという意味で「夢幻」が使われています。
このことを踏まえ、考察していくことにしますね。
まずは冒頭の歌詞。
永遠の意味知らぬ君に
答えを示す時だ
夢幻に続く螺旋の先に
「夢幻」THE FIRST STORY × HYDE
この歌詞は、最後にも少し言葉を変えて登場します。
なんかすごく意味深な言い回しのように感じますが
1つ1つの言葉を大切にして紐解いていきますね。
永遠は「長きに亘って続いていくもの」であり、夢幻は「儚いもの」だとすれば、2つの言葉は対照的なものとして捉えてしまいますが、この世の森羅万象を儚いものだと考え、そのすべてを紡ぎながら進んだ先に永遠があると考えると「答え」が分かるのではないでしょうか?
憎い、醜い、黒く淀む心
揺らいでいる
奪っていく、奪っていく
嵐のように心を裂く
歌詞の中に散りばめられた言葉たち。
周りに振り回され、裏切られ、心を打ちひしがれ、大切なものを奪い取られていく。
どれもみな「怒り」や「悲しみ」に満ちた言葉ばかりですよね…
こういった思いが頭をよぎることは往々にしてあり、筆者も幾度となく経験しました。
あなたにもそんな経験があるでしょう。
しかしながら、ただ一つ!違った意味合いを感じる歌詞があります。
それが…
意思をつなぐ
「夢幻」THE FIRST STORY × HYDE
この部分に、筆者が先程お伝えした
「紡ぎながら進む」想いが込められているのではないでしょうか。
人生の中で経験するのは「怒り」や「悲しみ」ばかりではなく、喜びや楽しさなどもあるでしょう。それは天界からすれば、人間が経験するこういった感情などはどれも「儚いもの」かもしれない…
しかしながらその儚さを手繰り寄せ、1つ1つ紡ぎながら進む人たちによってこの先の未来が創られていくのだと考えた時、この世に生きるすべての人々の想いが永遠を作り、その想いをしっかりと胸に抱くことで自らの心を強くしながら、光射す先を目指して進んで行けるのだ。
そんな想いが込められていると考え
この歌が伝えたい想いの本質を
儚さを知り、強くなる心だとしているのです。
夢幻に続く螺旋の先に
待つのは誰
「夢幻」THE FIRST STORY × HYDE
最後の歌詞に表された人物とは?
それはきっと「今までよりもっと成長した心を抱く自分」なのではないでしょうか。
筆者はそう考えます。
まとめ
今回は THE FIRST STORY × HYDE の 夢幻 について
印象的な歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
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