【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回、あなたの心の届けたい楽曲は
KingGnu の 一途 です。
印象的な歌詞の意味を考察し
この楽曲が伝えたい、あなたへの想いを解説していきます。
「呪術廻戦0」の世界観にある複雑な感情…それが「呪わしい愛」
この曲は、劇場版「呪術廻戦0」の主題歌として発表されています。
既にテレビアニメとして放映されている
「呪術廻戦」の内容から1年前の話として始まる「劇場版」。
あらすじは、こんな内容。
主人公の乙骨憂太は、幼少の頃に結婚の約束を交わした幼馴染・祈本里香を交通事故により目の前で失ない、その後「呪い」と化した彼女に取り憑かれ苦しんでいた。 そんな中、最強の呪術師・五条悟が現れ、乙骨を呪いを学ぶ学校「呪術高専」に転入させる。 呪いと化した里香によって、周りの人々を傷つけてしまう日々を送っていた乙骨は「生きてていいという自信が欲しい――」と、呪術高専で里香の呪いを解くことを決意。 同級生らとともに、呪術師として歩み出す。
「作品が持つ世界観に忠実に作った」というこの曲ですが
この曲の世界観はストーリーだけを追っていてはなかなか伝わらないものだと私は考えます。
それは、この歌が伝えたい想いの本質
「呪わしい愛」という感情にあるのではないでしょうか。
次の章で、その本質と真意に迫ります。
歌詞の意味を考察!「呪わしい愛」という感情
「呪わしい愛」という言葉の表現。
どういったものなのかが見えにくいですが
主人公と幼馴染の関係性から紐解いていくことで、その「呪わしい愛」に辿り着けます。
お互いに結婚の約束までしていた2人。
不慮の事故とはいえ、目の前で愛する人を失った憂太のショックは計り知れないものですし、事故で命を落とした里香の無念さもまた、計り知れないものですよね…
護ってあげられなかった後悔、もっと愛したかったという想いが強くなる主人公。
もっと愛したかったけど、別の世界に逝ってしまった…
もう二度と、彼のぬくもりを感じられないという無念が強くなる彼女。
人間の「負」の感情を増幅させたものが「呪い」だとするならば
2人の想いが強くなればなるほど「呪い」が強くなってしまうことになり
2人の愛が強ければ強いほど、より彼女は周りの人を傷つけてしまう…
歌詞の中にある
見えない未来も
消せぬ過去さえも
あなたで満ちれば
後悔はないよ引用元-Lyrical Nonsense
この部分が、2人の「一途」さを物語っていると私は感じます。
「呪わしい愛」とは
取り憑くことでしか愛を伝えられないでいる
里香からの「強い愛のメッセージ」
だからこそ、この歌詞へとつながっているのではないでしょうか。
最期にもう一度 力を貸して
引用元-Lyrical Nonsense
その後はもう 何も要らないよ
僕の未来も心も体も あなたにあげるよ
全部 全部
疾走感の中に凝縮された感情の爆発
この曲は3分10秒あまりのかなり短い曲ではありますが
内容からすれば、この曲を聴くだけで本当に「呪術廻戦0」の世界観をフルに感じさせてくれます。
KingGnuの楽曲では、あまり耳馴染みがないくらい速いテンポで激しいものですが
疾走感の中で、憂太と里香との感情の爆発を見事に表現していて
どことなくミステリアスなメロディーラインが「呪わしい愛」を演出しています。
まとめ
今回は
KingGnu の 一途 について
歌詞の意味を考察し、楽曲が伝えたい想いをお届けしました。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にも多くの楽曲をご紹介していますので
そちらもぜひご覧くださいね。
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