【メンタルエイド】
BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回あなたの心に届けたい楽曲は
藤井風さんの楽曲「真っ白」です。
日本のシンガーソングライター藤井風さんの新曲「真っ白」は、天然水「い・ろ・は・す」のCMソングとして発表されました。 本記事では、楽曲のイメージやこれまでの彼の楽曲とのつながりを考察しながら、歌詞の意味を深掘りし、この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
「真っ白」はギターがリードするノスタルジックなサウンドが特徴的で、どこかレトロな“純喫茶”のような雰囲気を漂わせています。歌詞の中では「真っ白」と「真っ黒」という対比が印象的に描かれており、この楽曲の大きなテーマとなっています。
この対比について、「真っ白」は純粋さや理想を象徴し、「真っ黒」は人間の内面にある不純な部分や現実の厳しさを表していると筆者は考えました。
特に「真っ白な心に惹かれ」というフレーズは、誰もが純粋なものに憧れを抱く気持ちを表し、それが人生の決断に大きく影響することを示唆しているのではないかと考えられます。
藤井風さんの楽曲には、一見シンプルな言葉を使いながらも、深い哲学的なテーマが込められているものが多いですよね。
例えば、「まつり」や「死ぬのがいいわ」も、表面的には恋愛のようでいて、実際には人生観や価値観を描いていますが、「真っ白」もまた、恋愛の駆け引きを超えた“人生の選択”を描いた楽曲だと考えられます。
それでは、歌詞考察に入ります。
全体的には大きく3つの歌詞群からなり
メロディーに乗せて繰り返される内容になっています。
ここでは、特に印象的な歌詞をピックアップし、考察を進めていきますね。
※全文をご覧になりたい方は、以下のリンクからご確認ください。
真っ白な心に惹かれ
真実をさまよえば
真っ黒なところはぶち抜かれ
このフレーズは、純粋なものへの憧れを示しています。しかし、その後の「真実をさまよえば 真っ黒なところはぶち抜かれ」という歌詞が示すように、現実と向き合うことで、自分や相手の本音・本質が見えてしまう…その結果、幻想が壊れることもあるのかもしれません。
好きだよ 知らんけど
「好きだよ 知らんけど」というフレーズは、藤井風らしい独特のユーモアを感じる部分ですが、「知らんけど」と言うことで、どこか距離を取ろうとしているようにも受け取れます。
相手への愛情はあるものの、現実的には離れざるを得ない、そんな心情が見え隠れしていると考えられます。
先にさよならするわ
悪いのはそうよ いつも私でいいの
先に進まなければゴールできぬゲームなのよ
「先にさよならするわ」「先に進まなければゴールできぬゲームなのよ」というフレーズからも分かるように、ここでは人生の選択がテーマとなっています。もちろん「恋愛ゲーム」としても読めますが、実際には恋愛を含めた人生そのものの決断を歌っているのではないでしょうか。
楽曲を考察するにつれ
「真っ白」な理想を求めても、「真っ黒」な現実が立ちはだかる。
しかし、それでも新しい風（変化・成長）に抱かれながら、人生を進んでいく。
そうしたメッセージが込められているように感じられました。
こういったことから、藤井風の「真っ白」は、単なる恋愛ソングではなく、理想と現実の間で揺れながらも、自分の選択を信じて前に進む姿を描いた楽曲だといえるでしょう。
「い・ろ・は・す」のCMソングとしても、「純粋さ」と「現実」を対比させた深いメッセージが込められていると考えられます。
この楽曲は、『純粋さを以て生きるのか？』『迎合してしまうのか？』といった、ある意味において今を生きる私たちへの“問いかけ”であり、私たちはそれを受け、楽曲を通じて“自分なりの答え”を見つけ出すことができるでしょう。
さて、その答えを選択するのは
「真っ白」なのか、「真っ黒」なのか。
どちらが良いかは…もうお分かりですよね？
今回は、藤井風さんの楽曲「真っ白」について
楽曲のイメージやこれまでの彼の楽曲とのつながりを考察しながら
歌詞の意味を深掘りし、この歌が伝えたい想いの本質に迫りました。
人生の選択に悩むことは、世代を問わず誰にでもあることです。
この楽曲を聴きながら、皆さん一人ひとりが「納得できる生き方」を選び
自信を持って前へ進んで行ける未来を、筆者も願っています。
ここまで「藤井風 真っ白」の歌詞考察をしてきましたが
皆さんはどのように感じましたか？
ぜひ感想を聞かせてください！
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
この他にもたくさんの楽曲をご紹介していますので
そちらの方もどうぞご覧くださいね。
※藤井風さんの他の楽曲の歌詞考察も併せてご覧ください。