「どうしても、どうしても」――
この言葉を、あなたはどんな場面で口にしてきたでしょうか。
諦めきれない想い。
捨てたはずなのに、どうしても手放せなかった夢。
あるいは、
「もう十分だ」と自分に言い聞かせながらも、心の奥で燃え続けていた衝動。
――もし、あなたの中にも“どうしても”なものがあるなら、
その思い、絶対叶えてやりませんか?
―心に効く、音楽の処方箋―
【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回は、back numberの楽曲「どうしてもどうしても」を考察します。
back numberの楽曲「どうしてもどうしても」は、
2025年12月27日にリリースされた楽曲です。
軽快に刻まれるドラム、しなやかで伸びやかなメロディー、
そして背中を押すような力強い歌声。
初めて聴いたとき、
どこか“マーチング”を思わせる前向きな推進力を感じました。
気づけば足取りが軽くなり、
「よし、もう一度やってみよう」と自然に思えてくる――
そんな不思議なエネルギーを宿した一曲です。
この記事では、流行としての評価や表面的な解釈ではなく、
「この楽曲が、今を生きる私たちに何を託しているのか」
そのメッセージを【メンタルエイド】の視点から読み解いていきます。
この曲を初めて耳にしたとき、
筆者の脳裏に浮かんだのは“らせん階段”でした。
同じような景色が繰り返されているのに、
気づけば少しずつ高さが変わっている。
上っているのか、下りているのかも分からないまま、
それでも一段一段、足を運び続けている――そんな階段です。
過去の自分と今の自分は、どこか似ている。
でも、確実に違う場所に立っている。
この感覚、あなたにも覚えがありませんか?
「前に進んでいる実感が持てないのに、戻っているわけでもない」
そんな宙ぶらりんな時間に、この曲はそっと光を当ててくれます。
ここからは、歌詞に込められたメッセージをストーリーとして読み解きます。
※著作権の都合により、歌詞の引用は行っておりません。
この楽曲が描いているのは、
“理由を燃やし続けながら、自分の番を生き抜こうとする一人の人生”です。
物語の始まりは、もう思い出せないほど曖昧な過去。
当時は大きな希望に満ち、何でもできる気がしていたけれど、
今振り返れば、それは無邪気さゆえの眩しさだったと分かる。
人生の中で、人は何度も迷い、失い、時に何かを手にする。
「これが自分の理由だ」「これが正解だ」と信じたものを、
何度も燃やし、灯しながら歩いてきた。
それでも最後に残ったのは、
名誉でも、称賛でもなく、
“どうしても欲しかったもの”ただ一つ。
雨の日も、強い風の日も、
特別ではない日常を積み重ねながら、
いつかそれが奇跡に変わることを信じて、ここまで来た。
努力と結末は、壮大な物語のほんの一部かもしれない。
それでも、この瞬間だけは――
「今は、確かに自分の番だ」と胸を張って言える。
出会いも別れも、かつて描いた未来もすべて抱きしめながら、
逃げずに、隠れずに、自分の人生を迎えに行く――
そんな“静かな覚悟”が、この楽曲には込められているように感じます。
「どうしてもどうしても」という言葉は、
直訳すれば「何があっても」「どうあがいても」という強い意志を示します。
一方で、ニュアンスとしては
「これだけは譲れない」
「理屈じゃないけれど、必要だった」
そんな切実さも含んでいます。
この楽曲においての「どうしても」は、
単に誰かへの愛だけを指してはいないように思えます。
それは、これまでの選択、遠回り、失敗、努力――
すべてを引き受けた上で、それでも前に進もうとする生き方そのもの。
つまりこの曲は、
「あなたがすべて」
「この人生が、私のすべて」
そう言い切るための歌なのではないでしょうか。
孤独や喪失を否定せず、
それらを抱えたまま再生へ向かう――
極めて普遍的で、人間的なメッセージがここにあります。
「どうしてもどうしても」は、
“頑張ってきたのに報われない気がしている心”に、特によく効く楽曲です。
・努力の意味が分からなくなった人
・結果が出ず、自信を失いかけている人
・「もういいや」と諦めたい自分と戦っている人
この曲は、
「ご褒美がなくてもいい」
「誰かに認められなくてもいい」
そう語りかけてくれます。
大切なのは、
自分がここに立っている理由を、自分自身が迎えに行くこと。
聴き終えたあと、
胸の奥に小さな火が灯るような感覚が残るはずです。
それは派手な希望ではなく、
「自分のペースで進んでみよう」と思える、現実的な光です。
今回は、back numberの楽曲「どうしてもどうしても」を考察しました。
back numberの「どうしてもどうしても」は、
迷い、悩み、遠回りしながらも、
それでも“自分の番”を生きようとする
すべての人が、時代の主人公であると肯定する応援歌です。
もし今、
「何のために頑張っているのか分からない」
そう感じているなら――
どうか、この曲をあなたの処方箋に。
残ってしまった“どうしても”は、あなたが生きてきた証であり、
後に続く想いこそが、あなたの心を動かす力になるはずです。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
他にも様々なアーティストの楽曲を考察しています。
ぜひそちらもご覧ください。
あなたの“心のリアル”に寄り添う一曲が、きっと見つかるでしょう。
This website uses cookies.