――“5”という数字の、その先へ。
あなたは「仲間」と聞いて、誰の顔を思い浮かべますか?
嵐の楽曲「Five」――
数字でありながら、感情を宿す言葉。
この楽曲が私たちに問いかけているのは、
人数ではなく“関係の本質”なのかもしれません。
―心に効く、音楽の処方箋―
【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回は、嵐の楽曲「Five」を考察します。
嵐の楽曲「Five」は、2026年3月にリリースされるラストシングル曲。
これまでの歩みを振り返りつつ、
感謝の気持ちを忘れずに、
それぞれの道を歩んでいく決意をイメージするサウンド。
聴き込むほどに胸を熱くし、
私たちにおいても明るい未来を感じさせてくれる――
そんな楽曲だと感じます。
ラストシングルという響きには、
どうしても“終わり”のニュアンスが付きまといます。
けれど「Five」は、どこか温度のある希望を纏っている。
この記事では、
「この楽曲が現世に伝えようとしているメッセージ」を、
【メンタルエイド】の視点から紐解いていきます。
音源はまだ公開されていませんが、
「Five」というタイトルとジャケット写真を目にしたとき、
筆者の脳裏に浮かんだのは――Vサインで形作られた“星”でした。
Vサインは、一般的には“勝利”の象徴です。
けれど筆者には、それが少し違って見えました。
二本の指。
それはまるで、“スターとしての自分”と“本当の自分”を
同時に掲げている形のように感じられたのです。
たとえば、ステージに立つ姿。
たとえば、家庭を持ち、一人の人間として過ごす姿。
公に見せる顔と、限られた人しか知らない顔。
どちらかを選ぶのではなく、
どちらも自分として掲げる。
Vサインは、二つを切り離さず、共に存在させる形。
そしてその光が、やがて星のように広がっていく――
そんな情景が浮かびました。
それは、勝利のポーズではなく、両立の証。
それをしっかりと心に抱き続けてきた5人の“星”
そんなイメージを、筆者は感じたのです。
※現時点では音源・歌詞が未公表のため、
公開されているジャケット写真をもとに考察します。
青空の下、広がる草原。
その中央に佇む、レトロなボンネットバス。
屋根には大きな「5」のモニュメント。
そしてその前に、自然体で立つ5人。
嵐のラストシングル「Five」のジャケットは、驚くほど穏やかです。
涙も、劇的な演出もない。
あるのは、ただ“並んで立つ時間”だけ――
そこには、どんなメッセージが込められているのでしょうか。
ボンネットバスは、最新型ではありません。
スピードや機能性を誇る乗り物でもない。
それは、ゆっくりと長い道を走ってきた車。
このバスは、彼らが共に過ごしてきた年月そのもののように見えます。
屋根に掲げられた「5」は、
人数の象徴であると同時に、
共に乗せてきた歴史の証のようでもあります。
もしかすると、あの屋根に掲げられた「5」は、
指で作るVサインの“星”を、数字に置き換えた姿なのかもしれません。
5人は横一列に並んではいません。
バスにもたれかかる者。
会話を交わす者。
少し距離を取り、穏やかに耳を傾ける者。
その配置は、決して均等ではない。
けれど、その不均衡さがむしろ自然なのではないでしょうか。
「常に同じ距離でいること」が絆なのではなく、
それぞれの距離感を許し合えることこそが、
彼らの関係性だったのではないかと感じます。
この構図を見たとき、筆者はふと感じました。
――このバスを、誰が運転してきたのだろう。
リーダーという立場。
前に出るというより、静かに支える存在。
そう考えたとき、
このバスは“役目を終えたハンドル”のようにも見えました。
けれど重要なのは、
誰が運転してきたかではなく、
そのバスが、今もそこに在ること。
5人は降り立ち、同じ地面に立っている。
それは「終点」ではなく、
一区切りの停車場なのかもしれません。
この写真に、悲壮感はありません。
あるのは、穏やかな風と、柔らかな空気。
それは別れの顔ではなく、
“これまでを肯定した人の顔”。
「Five」というタイトルが
ただの人数を指すのではないとしたら――
それは、
同じ空の下に立てる関係性そのものなのかもしれません。
※現時点では、音源や歌詞はまだ公表されていません。
だからこそ、このジャケット写真が語るメッセージを大切に受け取りました。
音源や歌詞が公開され次第、さらに深く考察を重ねていきます。
そのとき、いま感じたこの情景がどう重なるのか――
ぜひ一緒に確かめていただけたら嬉しいです。
“Five”は「5」を指し、そのまま見れば
嵐の5人――
を表しているように思えます。
けれど、ラストシングルにあえて「Five」というタイトルを掲げたことに、
筆者は別の意味を感じました。
Fiveとは、“5人”という人数のことではなく――
それぞれが抱える「二つの自分」を持ったまま並び立つ姿。
表に立つ存在と、個人としての存在。
役割と素顔。
期待される自分と、静かに息をしている自分。
Fiveとは、単なる集合体ではなく、
個と個が、無理なく両立している状態だと感じたのです。
それぞれが二つの自分を抱えながら、
その上で育まれてきたものがある。
友情、信頼、思いやり、尊厳、絆。
この“5つの心”こそが、真のFiveなのではないでしょうか。
Fiveとは人数ではなく、
関係を成り立たせる五つの要素。
そしてそれは、私たちの日常にも存在する。
孤独を抱えたとき、
信じることをやめそうになったとき、
それでも誰かを思う心がある限り、
私たちの中にも“Five”は生きている。
Fiveとは、嵐のこと“ではない”。
それぞれがそれぞれであることを許し合う関係の象徴のように見えました。
この楽曲がそっと効くのは、こんな心の痛みではないでしょうか。
・「本当の自分」と「求められる自分」の間で揺れている人
・役割を演じ続けることに疲れている人
・誰にも見せていない顔を抱えている人
私たちは、ひとつの顔だけで生きているわけではありません。
仕事の顔。
家庭の顔。
友人の前の顔。
そして、誰にも見せない顔。
ときにそれは、矛盾のように感じられる。
けれど、Vサインは教えてくれます。
二つあっていい。
両立していい。
どちらもあなたでいい。
そして、Fiveというタイトルは、
“分裂”ではなく“共存”を肯定する言葉でもあります。
もし今、
「本当の自分を出せない」と苦しんでいるなら。
もし今、
「どちらかを捨てなければいけない」と思い込んでいるなら。
この楽曲は、こう処方してくれるはずです。
無理にひとつにまとめなくていい。
あなたの中の二つは、ちゃんと並んで立てる。
その二本の指が、やがてあなた自身の星を描いていく――
それは、静かな安心。
大きな励ましではないけれど、深く効くのです。
今回は、嵐の楽曲「Five」を、
“関係”という視点から考察しました。
「Five」は、5人の物語でありながら、
私たち一人ひとりの“関係の物語”でもあります。
誰かと出会い、共に歩み、
そしてそれぞれの道を選ぶ。
その過程で育まれたものは、決して消えない。
「Five」とは、嵐のこと“ではない”。
それは、関係の中で育まれた
友情、信頼、思いやり、尊厳、絆――
あなたの中にある五つの光。
もし今、別れや変化に揺れているなら――
どうかこの曲を、あなたの処方箋に。
きっとあなたの心に、
優しく、そして確かに“星”を灯してくれるでしょう。
それは、あなたの中の二つが並んで立つ時に生まれる、
あなただけの光――
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
他にも様々なアーティストの楽曲を考察しています。
ぜひそちらもご覧ください。
あなたの“心のリアル”に寄り添う一曲が、きっと見つかるはずです。
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