――運命は、決まっているものじゃない。
それでも私たちは、“自分の旅路”を歩き始める。
大人になるということは、何か特別な力を手に入れることではありません。
それはむしろ、自分で選び、自分で進む覚悟を持ち始めること。
あなたは今、
「これから、どこへ向かうのか」を自分の言葉で語れますか?
―心に効く、音楽の処方箋―
【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS
今回は、Vaundyさんの楽曲「Destiny Journeys」を考察します。
Vaundyさんの楽曲「Destiny Journeys」は、大阪・此花区にある
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開園25周年を記念して書き下ろされた、
アニバーサリーソングです。
現時点で公表されているのはティザー音源のみ。
しかし、その短い音の中からでも伝わってくるのは、
これは、流行として消費される楽曲ではなく、
“人生という現実”に寄り添い、背中を支えるための音楽だと感じます。
だからこそ筆者は、この楽曲を
2026年新成人へのメッセージとして届けようと思いました。
この記事では、
「Destiny Journeys」が何を語りかけているのかを、
メンタルエイドの視点から読み解いていきます。
筆者が初めてこの楽曲を聴いたとき、脳裏に浮かんだのは――
バックドロップコースター(ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド)でした。
ゆっくりと引き上げられ、
一瞬、世界が止まったように感じるあの頂点。
次の瞬間、重力に身を委ねて一気に落下する――
怖さと高揚感が入り混じる、あの感覚。
Vaundyさん自身も、このアトラクションをイメージして制作したと語っています。
不安なのに、なぜか笑ってしまう。
先が見えないのに、心が少し軽くなる。
あなたも、人生の節目で、
こんなふうに不安と期待が入り混じった瞬間を
覚えたことはありませんか?
現時点で明確に聴き取れるフレーズは、
「Destiny Destiny Journeys」。
まだ多くは語られていません。
だからこそ、この楽曲は「完成された答え」ではなく、
“問いそのもの”を私たちに投げかけているように感じます。
歌詞がすべて明らかになっていない今だからこそ、
この楽曲は“これからを生きる私たち自身”を映す鏡になるのではないでしょうか。
「Destiny Journeys」を直訳すると、「運命の旅(路)」。
注目すべきは、“Journey”ではなく、
“Journeys(複数形)”であることです。
人生は一本の道ではありません。
選び直すことも、立ち止まることも、
遠回りすることも含めて、すべてが旅。
つまりこのタイトルは、
「たった一度きりの正解」を示すものではなく、
何度でも続いていく“選択の連なり”を肯定する言葉なのです。
孤独や不安、迷いさえも、
旅の途中にある大切な景色として抱きしめる――
タイトルには、そんなメッセージが込められているように感じます。
「Destiny Journeys」は、こんな心の状態にそっと効く楽曲だと思います。
この曲は、「間違えないで進め」とは言いません。
代わりに、こう語りかけてくるのです。
「その一歩も、旅の一部だよ」と。
音楽を“処方箋”として捉えるなら、
この楽曲は、心にかかった緊張をほどき、
「進んでもいい」という許可を与えてくれる一曲。
聴き終えたあと、
世界は変わらなくても、
自分の足元だけが、少しだけ軽くなる――
そんな効き目を持っています。
※本記事を含め、
筆者は2022年から「成人の日」に、
新成人へ向けたメッセージを楽曲考察として綴ってきました。
それぞれの年に、
それぞれの想いを込めた記事も、
よろしければあわせて読んでみてください。
2022年|ラトゥラトゥ「時のメロディ」
2023年|Vaundy「怪獣の花唄」
2024年|Vaundy「ZERO」
2025年|Snow Man「SBY」
今年、成人を迎えるあなたへ――
成人の日、おめでとうございます。
大人になることは、
強くなることでも、完璧になることでもありません。
それは、自分の人生を
“自分の旅”として引き受けることです。
そして、大人になることは、
子どもの頃に抱いていた夢を諦めることでもありません。
それは、人生の旅路の中で大切に育み、
決して夢を諦めないことです。
「Destiny Journeys」は、まだ全てを語ってはいません。
でもだからこそ、この楽曲は今、
旅のスタートラインに立つあなたに寄り添います。
怖くてもいい。 迷ってもいい。
それでも―― さぁ行こう。
君だけの旅の始まりへ。
この曲が、あなたの人生を支える小さな処方箋になりますように。
BRAND-NEW MUSIC DAYSでは
他にも様々なアーティストの楽曲を考察しています。
ぜひそちらもご覧ください。
あなたの“心のリアル”に寄り添う一曲が、きっと見つかるはずです。
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