【ZARD】「マイ フレンド」|歌詞の意味を考察!あなたを丸ごと包み込む人は、きっとそばにいる

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――大切な人を想うことで、もう一度走り出せる。

あなたには、今でも心の中に残っている「友達」がいますか?

離れてしまった人。

変わってしまった人。

それでも、思い出すだけで心が少し強くなる人。

ZARDの「マイ フレンド」は、

そんな大切な人との記憶を胸に抱きながら、

自分自身の道を走り続けていく歌なのではないでしょうか。

―心に効く、音楽の処方箋―

【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回は、ZARDの楽曲「マイ フレンド」を考察します。

TotalPlayingTime:3:59

▶はじめに|ZARD「マイ フレンド」が伝えるもの

坂井泉水(ZARD)画像出典:Pinterest

日本の音楽ユニット・ZARDの「マイ フレンド」は、

1996年にリリースされた17作目のシングル。

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TVアニメ「SLAM DUNK」の

最終クールのエンディングテーマとして大ヒットし、

現在もZARDを代表する楽曲として多くの人に愛されています。

ジャケット写真出典:Amazon

青春の躍動感を感じさせるサウンドと、心弾むメロディー。

そこに坂井泉水さんの透明感のある歌声が重なり、

聴いていると自然に前を向きたくなるような力を与えてくれます。

しかし、その明るさの奥には、

人との別れや変化、心の距離が生む切なさも流れています。

「マイ フレンド」は、単なる青春や友情を歌った楽曲ではなく、

大切な人を想う気持ちを、自分自身が生きていく力へ変えていく歌。

この記事では、そんな視点から歌詞の世界を読み解きます。


▶楽曲「マイ フレンド」から筆者が感じた情景イメージ

筆者が初めて楽曲に触れたとき、

脳裏に浮かんだイメージが――

「夏の日の河川敷」でした。

夕暮れ前の、

まだ日差しの名残がアスファルトに揺れている時間帯。

土手の斜面に座り込んで、

少し離れた場所で

ボールを追いかける誰かの背中をただ眺めている。

声をかければ届く距離なのに、

なぜかその一歩を踏み出せずにいる――

そんな情景です。

あなたも、この曲を聴くと、

誰か特定の“背中”を思い浮かべませんか。

それは今そばにいる人かもしれないし、

もう遠くに行ってしまった人かもしれません。


▶歌詞の意味を考察!|「あなた」を想うことで強くなれる

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歌詞の主人公が心に描くのは、

かつて一緒に青春を過ごした「あなた」です。


その人を想うだけで、心が強くなる。

今もどこかで頑張っているのだろうと思えば、

自分も歩みを止めずにいられる。

そこには、二人がまだ何も恐れず、

未来を信じていた頃の記憶があります。

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夢を追いかけていた時間。

不安を抱えながらも、自分の道を信じて進んでいた日々。

そして何より、飾らない自分でいられた二人の関係。

主人公にとって「あなた」は、ただの友達ではありません。

自分が自分らしくいられた時間を象徴する存在なのです。


しかし、時間は二人を変えていきます。

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人は成長する中で、考え方も環境も変わる。

かつて輝いて見えた「あなた」も、少しずつ変わってしまう。

主人公が悲しんでいるのは、

単純に離れてしまったからだけではないのでしょう。

「あの頃のあなた」と「今のあなた」の間に生まれた違い。

そこに、どうしようもない寂しさを感じているのです。

そして、この曲でもっとも切ないのが、

一人でいる寂しさよりも、

二人でいるときに感じる孤独のほうが悲しい、という感覚です。

人は、必ずしも一人だから孤独になるわけではありません。

大切な人がそばにいても、

心が通じなくなったと感じたとき、

深い孤独に包まれることがあります。

かつて二人で笑っていた時間を知っているからこそ、

その距離は余計に切なく感じられる。

それでも主人公は、涙をこらえながら前を向こうとします。


過去を消そうとするのではありません。

「あなた」と過ごした時間を抱えたまま、

自分の人生を進もうとするのです。

だから最後に響く「走り続ける」というイメージは、

相手への応援であると同時に、

自分自身へのエールでもあるのではないでしょうか。

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あなたが前へ進み続ける姿を思えば、

私もまた、自分の道を進んでいける。

たとえ距離が離れてしまっても、

あなたを想う気持ちは、自分の心を強くしてくれる。

それが、この歌詞が伝える青春の物語なのだと感じます。


▶「マイ フレンド」が意味するものとは?――「My own best Friend」というもう一人の自分

「マイ フレンド」を直訳すれば、「私の友達」。

けれど、楽曲を聴き終えたあとに、

あらためてタイトルを眺めてみると、

「マイ」と「フレンド」の間にある、ほんのわずかな空間が気になりました。

そこには、いろいろな言葉を置くことができます。

「special」なら、特別な友達。

「only」なら、唯一の友達。

「irreplaceable」なら、かけがえのない友達。

人によって、そこに浮かぶ言葉は違うでしょう。

では、この曲を聴き終えた筆者の中に

浮かんだ言葉は何だったのか。

それが――

「own」でした。

My own Friend

さらに一歩踏み込めば、

My own best Friend

――「私は、自分自身の最高の味方でもある」。

そんな意味が、

このタイトルの奥に隠れているように感じたのです。

歌の中では、

大切な人を想うことが、

自分の心を強くする力として描かれています。

大切な人を想うことで、自分も前へ進む力を得られる。

けれど、その「あなた」をもっと深く見つめてみると、

そこにはもう一人の自分がいるようにも思えます。

いちばん近くで「私」を見つめている「わたし」。

泣いているときも。

迷っているときも。

誰かと笑い合っているときも。

ずっと一緒にいる存在です。

だからこそ、

誰かに愛されること、誰かに支えてもらうことと同じくらい、

自分自身が自分の味方でいることも大切なのではないでしょうか。

今、生きていること。

誰かと笑い合えること。

大切な人を想えること。

そんな日々を過ごしている「私」を、

もう一人の「わたし」がそっと見つめている。

そう考えると、

「マイ フレンド」というタイトルは、単なる友情を表す言葉ではなく、

「自分自身を、かけがえのない友達として受け入れること」

を伝えているようにも感じられます。

あなたを丸ごと包み込んでくれる人は、きっとそばにいる。

そして、その中には――

あなた自身も、きっといるのです。


▶【メンタルエイド】的視点:この歌の、心への効用

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この楽曲が効くのは、こんな痛みを抱えた人ではないでしょうか。

  • 大切な人との距離に悩んでいる人へ

近くにいるのに満たされない孤独を感じているとき、

「その痛みは、あなたが本気で相手を想っている証拠だ」

と静かに肯定してくれます。

  • 変わっていく関係を受け止めきれずにいる人へ

昔と変わってしまった相手や自分自身に戸惑いを感じているとき、

「変化を惜しむ気持ちごと、想いは続いていい」

と背中を押してくれます。

  • 誰かを応援する側の孤独を抱えている人へ

自分の想いを表に出せないまま、

それでも誰かの歩みを見守り続けている人にとって、

“見守ること自体が力になる”という視点を与えてくれます。

他人に想いを向ける力は、

実は自分自身を見放さない力と、

どこかでつながっているのかもしれません。

「あなたも頑張っているのなら、自分ももう少し頑張ってみよう」。

そんな小さな力を与えてくれるのが、「マイ フレンド」という楽曲なのです。

そして、その「自分も頑張ってみよう」と思う自分を、

いちばん近くで支えているのもまた、

自分自身なのかもしれません。

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音楽を処方箋として捉えるなら、

「マイ フレンド」は、名付けられない関係の痛みに寄り添いながら、

“誰かを想う自分”も”それを見つめる自分”も、

どちらも肯定してくれる一曲だと言えるでしょう。


▶まとめ|あなたを丸ごと包み込む人は、きっとそばにいる

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今回は、ZARDの楽曲「マイ フレンド」を考察しました。

「マイ フレンド」は、届かない距離をそのまま抱きしめながら、

それでも誰かを想うことをやめない人へのエールを歌った曲です。

そして同時に、

いちばん近くで自分を見つめ続けている

“わたし”へのエールでもあります。

名前をつけられない関係に焦らなくていい。

そばにいるのに孤独を感じる自分を責めなくていい。

想い続けることそのものが、あなたを強くしてくれる。

あなたを丸ごと包み込んでくれる人は、きっとそばにいる。

もしかすると、そのいちばん近くにいるのは――

あなた自身なのかもしれません。

ZARD「マイ フレンド」は、

大切な人を想う心を、生きる力へ変えてくれる歌。

寂しいとき、迷ったとき、

そしてもう一度前を向きたいとき。

どうかこの曲を、

あなた自身があなたの最高の味方になるための「心の処方箋」に。


BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

他にも様々なアーティストの楽曲を考察しています。

ぜひそちらもご覧ください。

あなたの“心のリアル”に寄り添う一曲が、きっと見つかるはずです。

しょうらく

現役ケアマネジャー・介護福祉士として活動をしながら、51歳からブログサイトでの情報発信を始めました。音楽を通じて皆さんの心を癒す【メンタルエイド】企画を中心として、ケアマネジャー、介護福祉士を目指す方々へのサポートなど、多彩な企画満載にお送りします。ぜひとも応援よろしくお願いいたします!

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