【AI】my wish~歌詞の意味を考察!”花まんま”に託したかけがえのない”願い”


【メンタルエイド】

BRAND-NEW MUSIC DAYS

毎回、一つの楽曲を徹底考察し、あなたの心に癒しと力をお届けする本シリーズ。

今回は、AIさんの楽曲「my wish」を考察します。

Total Playing Time: 5:22

はじめに

ポスタービジュアル 画像引用元-ナタリー

「my wish」は、朱川湊人さん原作、鈴木亮平さん・有村架純さん主演の映画『花まんま』のイメージソングとして書き下ろされた楽曲です。

本記事では、映画のあらすじや「花まんま」という言葉の意味に触れつつ、楽曲タイトル「my wish」に込められた想い、そして歌詞から浮かび上がる“希望”と“絆”の物語を読み解いていきます。

「願いはきっと叶う」と歌うこの曲が、何を信じ、何を届けようとしているのか——

どうぞ最後までお付き合いください。


映画『花まんま』の概要

画像引用元-Instagram

まだ幼い妹が、ある日突然「お腹の中にいた時のこと」を話し始める。

それをきっかけに、習ったことのない漢字を書いたり、保育園から抜け出して電車に乗ろうとしたり、やがて「自分は誰かの生まれ変わりだ」と語り出すように。

過去と現在、亡くした家族と今を生きる家族——“記憶”を巡る不思議な出来事が、時空を超えて家族を再びつなごうとします。

タイトルの「花まんま」は、幼い娘が色とりどりの花を集めて作った“お弁当”のこと。

それはまるで、忘れかけていた絆や面影を、そっと手渡すための合図のようです。


楽曲イメージ:「願い」を空に放つ赤い短冊のように

この曲を聴いたとき、まず浮かんだのは、満天の星空の下、流れ星にかざす赤い短冊の光景でした。

静かで、でも確かに脈打つようなメロディー。

情感たっぷりに紡がれるAIさんの歌声が、“誰かの面影”をゆらゆらと浮かび上がらせるのです。

それは夢なのか、幻なのか。
でも確かに、そこに“存在”していた。
願わくば、もう一度――

そう祈る気持ちが、この楽曲全体を包み込んでいるように筆者は感じました。


歌詞の意味を徹底考察!

それでは歌詞考察に入ります。

印象的な歌詞をピックアップし、深掘りしながら、楽曲が伝えたい想いの本質に迫っていきますね。

※全文を知りたい方は、以下のリンクからご確認ください。

AI my wish 歌詞


願いはいつか叶う——my wishの“核”

願いはいつか叶う 絶対叶う
そう想えば 心から
きっといつの日か きっともうすぐ
この願いは叶うよね? my wish

何度も何度も繰り返し登場するこのフレーズこそが、この楽曲の“核”とも言えます。

「願いは叶う」と信じることの力。

不確かな未来の中で、それでも“信じること”だけは手放さない——そんな強い祈りのような言葉ですよね。

さらに注目すべきは、ここに至るまでの歌詞です。

強い願い、祈りへと導く歌詞には、揺れ動く心や迷い、不安も描かれていますよ。


“今できること”と“あきらめない心”

That’s all I can do right now / 今できる全てを
And I just can’t give up right now / どんな未来が待ってるの

※That’s all I can do right now=今はただ。それしかできない。

※And I just can’t give up right now=今の私には、諦めきれない。

ここでは、自分にできる精一杯を差し出しながらも、それが報われるかどうかは分からない、という葛藤がにじみます。

でも、それでも“あきらめない”。

その心の在り方こそが、願いが叶う未来へとつながっていくのだと、優しく語りかけているようです。


“忘れられないキオク”に導かれて

途切れない想いが 私の目を覚ます
忘れられないキオクが 私を導いてくれる

ここで注目したいのが、「キオク」という表記。

あえて「記憶」と書かず、カタカナにしたことには、音や響きの余白、もしくは“明確に言葉にできないもの”というニュアンスが含まれているのではないでしょうか。

この「キオク」は、おそらく映画『花まんま』における、過去と現在をつなぐ“見えない力”と同じもの。

ふとした瞬間に思い出す、誰かの声や気配。
それはただの記録ではなく、魂に宿る記憶——“記憶の点”のような存在なのです。


たったひとつの願いに込めた、すべての想い

わがままは言わない たった一つのこの願いを
それだけでいいから I will go through anything
聞こえてるなら 私にチャンスを… Please give me a sign

※I will go through anything=私は、どんなことも乗り越えてみせる。

※Please give me a sign=合図をください(ここではsign=チャンスと考えられます)

これはとても静かな、でも切実な“願い”の形です。

何かを取り戻したい、もう一度だけ会いたい、やり直したい。

そんな強すぎる感情を、静かに、丁寧に包み込んで「ひとつの願い」として差し出しているのです。

このフレーズがあるからこそ、最後の

この願いは叶うよね? my wish

が、強くてやさしい確信として響くのだと筆者は感じます。


まとめ

AIさん

今回は、AIさんの楽曲「my wish」を徹底考察しました。

ジャケット写真

AIさんの「my wish」は、ただのバラードではありません。

“想い”が時を超え、記憶の点と点がつながり、やがて絆となって甦る——そんな奇跡を信じさせてくれる楽曲です。

ポスタービジュアル

映画『花まんま』が描いた“家族の絆”“生まれ変わりの記憶”

その物語に寄り添いながら、「my wish」は静かに、でも力強くこう語りかけてくれます…

願いは、きっと叶う。
それは、忘れないと決めた“あなた”から始まる——

BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

この他にも多くの楽曲を考察していますので

そちらの方もどうぞご覧くださいね。

しょうらく

25年に亘った福祉業界でのキャリアをすべてリセットして、51歳からブログサイトでの情報発信を始めました。メンタルケアや介護福祉業界の本質をお伝えする内容、生活情報やエンターテイメントなど、多彩な企画満載にお送りします。ぜひとも応援よろしくお願いいたします!