【ASKA】「けれど空は青~close friend~」|歌詞の意味を考察!心の雨はいつか青空になる

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――涙の向こうにある青空は、未来へ進むための道標。

あなたには、どうしても忘れられない人がいますか。

伝えられなかった言葉。

果たせなかった約束。

そして、二度と戻ることのできない、あの日の時間。

人生には、どれほど涙を流しても

受け入れなければならない現実があります。

それでも――

空は、今日も変わらず青く広がっています。

ASKAの「けれど空は青~close friend~」は、

大切な人との絆を描きながら、

悲しみの先にある希望を静かに歌い上げた珠玉の名曲です。

―心に効く、音楽の処方箋―

【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS

今回は、ASKAの楽曲「けれど空は青~close friend~」を考察します。

TotalPlayingTime:5:17

▶はじめに

日本の男性シンガーソングライター・ASKAの楽曲

「けれど空は青~close friend~」は、

1991年6月に発売されたセカンドアルバム

『SCENEⅡ』に収録されています

ジャケット写真出典:OTOTOY

壮大なスケールを感じさせるサウンド。

清流のように流れる美しい旋律。

そして、ASKAならではの伸びやかで力強い歌声。

そのすべてが重なり合い、

聴く人の心を優しく揺さぶる作品となっています。

サブタイトルの「close friend」は「親友」。

しかし、この楽曲が描いているのは友情だけではありません。

人生の中で出会い、支え合い、

ときに別れを迎えるすべての人との絆。

そして、その人を失ったあとも、

生き続ける私たちの心の在り方を問いかけているように感じます。

この記事では、流行りの一曲としてではなく、

時代を越えて誰かの支えであり続けてきた「一編の詩」として、

【メンタルエイド】の視点からじっくりと向き合ってみたいと思います。


▶楽曲「けれど空は青」から筆者が感じた情景イメージ

筆者が初めて楽曲に触れたとき、

脳裏に浮かんだイメージが――

“ひこうき雲”でした。

夏の終わりの澄んだ青空に、

まっすぐに伸びていく白い軌跡。

追いかけても追いつけず、やがて風にほどけて消えていく――

その何とも言えない儚さと、

それでも空だけは変わらずそこにあり続けるという事実。

この曲を聴いていると、そんな対比が胸に迫ってきます。

それはまるで、人の人生そのもの。

人は出会いと別れを繰り返し、思い出は少しずつ色褪せていきます。

それでも、その人が生きた証まで消えてしまうことはありません。

空は、すべてを見守り続けています。

あなたも、大切な誰かを思い浮かべながら

空を見上げたことはありませんか。


▶歌詞の意味を考察!|悲しみを抱えても、人は空を見上げられる

出典:写真AC

この曲が描いているのは、

大きな声で語られることのなかった、ある関係の記憶です。


歌詞の主人公は、

人生を共に歩んできた親友を思い返しています。

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相手の強さに憧れながらも、

その背中の奥に隠された苦しみを知っていました。

互いの痛みを半分ずつ分かち合ってきたと思えるほど、

深い信頼で結ばれた関係。

だからこそ、多くを語らなくても理解し合える存在だったのでしょう。

しかし、

人は誰しも、自分だけの嵐を抱えています。

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相手の胸にある苦しみを知っていたはずなのに、

そのすべてを受け止めることはできなかった。

そんな後悔と、

それでも歩き続けなければならない現実が、

この楽曲には静かに描かれています。

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歌詞の中では、三度「涙」が描かれます。

涙で瞼を閉じてしまうこと。

涙で地図が濡れ、進む道が見えなくなること。

涙で思い出の色さえ失われてしまうこと。

これは、人生の中で誰もが経験する「喪失」の姿ではないでしょうか。

見たくない現実に目を閉じてしまう日がある。

どこへ進めばいいのか分からなくなる日もある。

大切な思い出さえ、時の流れとともに風化してしまうことだってある。

それでも――

けれど、空は青。

この一節は、悲しみを打ち消す言葉ではありません。

悲しみを抱えたまま、

それでも前を向いて歩いていこうという、静かで力強い願いなのです。

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過去は変えられなくても、今見上げる空は、

いつだって新しく、そして変わらず青い――

そんな祈りにも似た確信が、この曲の芯にあるように思います。


▶タイトル「けれど空は青~close friend~」が意味するものとは?

サブタイトル「close friend」は、

日本語に訳すと「親友」を意味します。

現在の世の中では「心友」という言葉がメジャーになっているようですが、

記憶に残る大切な存在に想いを馳せながら空を見上げている

というイメージを抱く人が多いように思います。

そして、「空は青」という言葉も印象的ではありますが、

この楽曲の核心は、「空は青」ではありません。

「けれど」という一言にあります。

悲しみがあっても、後悔があっても、

涙が視界を濡らしても、大切な人ともう二度と会えなくても

――「けれど」空は青い。

それは慰めというよりも、

動かしようのない事実として、静かにそこに置かれています。

だからこそ、この青空は単なる自然の風景とは思えない。

筆者は、この青空を

「決して消えることのない道標」として受け止めています。

それは、

筆者がなぜこの時季に、この楽曲を届けようと思ったのか。

その真意へとつながっていきます。


8月6日の広島原爆忌にはじまり、

8月9日の長崎原爆忌、8月15日の終戦の日、

そしてお盆で先に旅立った人たちの魂を迎え、送り出すまで――

日本には、先人たちの言霊を受け継ぎ、

平和と安寧を静かに祈り続ける日々が続きます。

筆者にとって、

この曲のメッセージが最も深く胸に響く季節が、

この8月だと感じました。

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私たちが今日見上げる青空は、

先人たちもまた見上げてきた空。

悲しみを乗り越えながら未来を信じた人々の祈りが、

その青空には今も息づいているように思えてなりません。

だからこそ、この楽曲の「空は青」は、

希望の象徴であると同時に、

先人たちから受け継いだ未来への道標なのです。


▶【メンタルエイド】的視点:この歌の、心への効用

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この楽曲が効くのは、

次のような心の状態を抱えている人たちです。

  • 大切な人との関係に、後悔を抱えている人へ

「もっと踏み込んでいれば」「もっと素直になれていれば」――

そんな後悔は、時間が経つほど形を変えて心に残り続けます。

この曲は、その後悔を否定も肯定もせず、ただ静かに寄り添ってくれます。

  • もう会えない誰かを、心の中で想い続けている人へ

8月という季節は特に、そうした想いが強くなる時期かもしれません。

会えないことへの寂しさを無理に消化しようとせず、

「想い続けていていい」と、この曲はそっと背中を押してくれます。

  • 過去の自分の弱さを、まだ許せずにいる人へ

強がっていただけだった自分、素直になれなかった自分。

そんな過去の自分を責め続けている人にとって、

「けれど空は青」というシンプルな事実は、意外なほど大きな救いになります。

  • 8月という季節に、静かに心が揺れる人へ

戦争の記憶、失われた命、

そして帰ってくるとされる先に旅立った人たちの魂。

この時季に、言葉にならない想いを抱える人は少なくありません。

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泣いてもいい。

見たくないものを見てしまった日があってもいい。

それでも、空はちゃんとそこにあり続けるから。

悲しみを無理に整理しようとせず、

ただ空を見上げるだけでいい――

そんな許可を、この曲は与えてくれます。


人は生きていれば、

見たくないものを見なければならない日があります。

悲しみに押しつぶされそうになる日もある。

自分が進むべき道を見失うこともある。

そんなとき、多くの言葉は励まそうとします。

しかし、この楽曲は違います。

「泣いてもいい。」

「迷ってもいい。」

「忘れられなくてもいい。」

そう語りかけたうえで、

「けれど空は青」

と、静かに背中を押してくれるのです。

悲しみを消すことはできなくても、希望は消えません。

その希望は、きっと誰かが私たちへ遺してくれたもの。

そして今度は、私たちが未来へつないでいくものなのでしょう。


▶まとめ|心の雨は、いつか青空になる

出典:OTOTOY

今回は、ASKAの楽曲「けれど空は青~close friend~」を考察しました。

ASKAの「けれど空は青~close friend~」は、

親友への想いを描いた歌であると同時に、

喪失を経験したすべての人へ贈る人生の応援歌です。

人生には、涙で前が見えなくなる日があります。

進むべき道を見失うこともある。

大切な思い出が少しずつ色褪せていくこともある。

それでも――

空は、変わらず青く広がっています。

その青空は、

過去を忘れるためではなく、

未来へ歩き出す勇気を与えてくれる存在。

先人たちが見上げ、

私たちへ託してくれた

“決して消えることのない道標”なのだと、筆者は信じています。

もし今、あなたの心に雨が降っているのなら。

どうか、この楽曲を聴きながら

一度だけ空を見上げてみてください。

出典:Pinterest

涙の向こうにも、空は青い――

そして、その青空は、

あなたがまた笑顔で歩き出すその日まで、

静かに見守り続けています。


※大切な人を想う気持ちや、

過去と向き合いながら未来へ歩む姿を描いた楽曲は、ほかにもあります。

心に残る一曲とともに、ぜひこちらの記事もご覧ください。


BRAND-NEW MUSIC DAYSでは

他にも様々なアーティストの楽曲を考察しています。

ぜひそちらもご覧ください。

あなたの“心のリアル”に寄り添う一曲が、きっと見つかるはずです。

しょうらく

現役ケアマネジャー・介護福祉士として活動をしながら、51歳からブログサイトでの情報発信を始めました。音楽を通じて皆さんの心を癒す【メンタルエイド】企画を中心として、ケアマネジャー、介護福祉士を目指す方々へのサポートなど、多彩な企画満載にお送りします。ぜひとも応援よろしくお願いいたします!

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